山岳スポーツとドローンの可能性 -Goproファミリー naoki.a4 ー
登山やトレイルラン等で山に入った時、携帯電話の内臓カメラで撮影しても物足りないことってありませんか?
室内と違いアウトドアでは対象物が広いのでそれなりの撮影器具が必要となります
「一眼レフカメラ」で画角を広げて撮影したり、ドローンなどを用いて動画として伝えることが一番伝わりやすい手段だと思います
スカイランニングにドローンを使った動画を組み合わせた良き例
スカジャパTV 2021 UEDA SKYRACE / 上田スカイレース
今回は下蒜山登山口から登り美しい稜線で撮影する撮影登山
蒜山について
wikipediaより
中国山地の主峰より北側に独立して主に象山(1,085 m)・擬宝珠山(1,110 m)・二俣山(1,083 m)・皆ヶ山(1,159 m)・上蒜山(1,202 m)・中蒜山(1,123 m)・下蒜山(1,100 m)の各主峰で構成されるが、通常は上蒜山・中蒜山・下蒜山を総称して「蒜山」または「蒜山三座」と呼ばれる。
南側斜面中腹に風光明媚なリゾート地である蒜山高原を抱える。蒜山および蒜山高原一帯は、岡山県下では倉敷美観地区や後楽園・岡山城と並ぶ屈指の観光地であり、観光客数では倉敷(約300万人)に次いで2番目となる約250万人となっている。
また、近接する大山とセットにした観光も盛んで、蒜山から大山を結ぶ観光道路である蒜山大山スカイラインがある。
蒜山は大山、三瓶山とともに大山隠岐国立公園として国立公園に指定されている。
時間を逆算して朝5時から登り始めました
稜線に出るまでの標高差は300m弱
たったこれだけ登るだけで美しい稜線に逢えるなんて素敵すぎます
この日は前日に登山口まで来て、車中泊していたが、明け方少し冷えたけど起きてから準備している間に風がなくなり急に気温が暖かくなり身体が動きやすくなってきたのです
この日は雲が分厚く太陽が登る方面にちょうどかかってて太陽を見るまで時間を要しました
気温の低下と共に、雲海が発生する時期となりました
蒜山はかつては湖だったらしく、地殻変動により蒜山三座が発生し蒜山湖が出来たらしいです
蒜山ハーブガーデンハービル周辺の蒜山展望台や鬼女台展望休憩所、ひるぜんジャージーランド裏の遊歩道、蒜山高原自転車道周辺などでも雲海を確認出来るらしいですが、やはり山の上から見るのは格が違いますね!
※日の出から8時頃までが見頃なのでそれまでにご覧くださいね
雲海もですが、この日は分厚い雲の中に素晴らしいものを見つけました
拡大するとわかりますよね〜
ゴジラが現れました〜〜
ネガティブ要素だった日の出を邪魔する分厚い雲もこういう楽しみが現れると嬉しくなりますね〜
いよいよ撮影ですが
今回は友人のnaoki.a4の自作のドローンを使用します
「ドローン」は4つのプロペラで人が撮影出来ない角度から幅広い視野で撮影出来るアイテムとして巷に出回っています
ドローンは主に
「空撮機」
「FPV」
「自作機」
にわかれます
今回の撮影に使用したのは「FPV」であり「自作機」でもあります
FPVとはFirst Person Viewの略で「目視外飛行」と言う意味で、ゴーグルをつけて操作したり、モニターを見ながら操作したりするドローンの事です
naokiさんはバックカントリースノーボーダーで、アウトドアスポーツを中心にGoproを使用して撮影しております
ジャンルは幅広く、Motocross Bike、Diving、Bmx , Jet Ski,SnowBoard , in-line skates , Skyrunning , Wing sup , Etc
naoki.a4のinstagramアカウント
https://www.instagram.com/naoki.a4/
撮り溜めた映像を編集してGoPro Awardsに応募しています(GoProが常時開催している公式の懸賞付きコンテストです)
GoPro Awardsのアカウント
https://gopro.com/ja/jp/awards
彼はGoPro Awardsで入賞し、これまでの功績を認められGoproファミリーに選ばれました(おめでとうございます〜)
しかも世界で約500人、日本で20数名しかいないので相当価値があるのではないしょうか
昨年から中国地方の山で撮影をご一緒させていただいてるのですが、Skyrunnerという設定で出演させてもらっています
中国地方最高峰の大山、稜線が美しい蒜山三座、などなど素晴らしいロケーションで撮影
GoProをドローンに搭載したり、スティックで撮影したり
naokiさんが自作するFPVドローンは速度が時速150km以上出るらしいです
150kmと言っても実感がないかもしれませんが
サッカー クリスティアーノ・ロナウド選手のシュート速度は時速132㎞
ハンドボール ステップシュート=120~130㌔
卓球 スマッシュで時速160km
野球 ピッチャーの直球 160km+α 普段見てると135=145kmくらいの人が多い。150km越えると速球派
ソフトボール ピッチャの速球時速135km(日本の女子上野投手時速123km)
テニス サーブ早い人だと時速200kmを越える。(最速263kmという記録もある)
バトミントン 時速300km(初速)で400kmの記録もあるとか。
北陸新幹線 あさま が時速139kmくらい。
男子バレーボールスパイクの最速は130km/h
高速道路 違反承知なら 直線でこれ位の人は結構いる。
鳥 イヌワシ時速120km グンカンドリ時速150km 隼時速180km
動物 チータ時速110km
魚 バショウカジキ 時速110km
とのことです(笑)
尚、許可申請の方が必要で時速200km以内という申請で許可をいただいているらしいです。
※ドローン の免許は第四級アマチュア無線技士(国家資格)を取得してます。(一週間自己流で勉強しぶっつけ本番で合格)
申請は【国土交通省】【開局申請】してます。
国土交通省の申請は必ずラジコン業界の保険に入っていないとできません。
FPVはゴーグルを着用して操作する為に、操作慣れしておく必要があります
操作を慣れる為にシミュレーター(ゲーム)などで訓練しないと速度に慣れず実機を落としてしまうこともあります
動画を見るだけで操作してる気分になってきますよね
速度が出るので幅広い視野で撮影出来るのでそれぞれのシチュエーションで臨場感を感じることが出来ます。
尚、GoProのアンバサダーにどうやったらなれるかとよく質問されるらしいですが、本人もよくわからないとのことです
でも、私は思うんです
どれだけ好きでやっているか
彼は映像撮影の為に、GoPro,FPVを使ってどんな作品を撮るかいつも頭の中で考えています
好きだからこそ出来るものですよね
山でも、海でも、川でも、湖でも、雪上でも、たくさんの可能性を感じますね
現代の技術を活用して山やアウトドアスポーツの素晴らしさを伝えていきたいですね
naoki.a4さん、取材させていただきありがとうございました
naoki.a4さんの活動に賛同される方は、是非ドローンで撮影しても面白い被写対象をご紹介いただけたら嬉しいです
西田康孝
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