繊維特徴
NIKKE AXIOとは株式会社ニッケテキスタイルが産み出した最新技術を駆使したウールの繊維です。
株式会社ニッケテキスタイルはウールの一貫生産メーカーとして積み重ねてきた120年の歴史に裏打ちされた確かな技術力のある会社です。
その会社が最新の技術力を駆使して作り上げたNIKKE AXIO WOOL。
NIKKE AXIO WOOLの繊維は従来のウール100%の繊維と比較して
・引き裂きや摩耗に対しての耐久性:2倍
・伸縮性:+5%
・毛羽立ち:-1.5%
あらゆる面で革新的で優位性の高い最新繊維です。
ウールの繊維は天然のタンパク質から構成される繊維になるので土中の微生物により分解、土に帰ります。
また、ウールは毎年くりかえし育ち自然を壊すことがないので、サスティナブルという観点からも非常に有効的な繊維です。
靴下特徴
INNER-FACTではフラッグシップモデルとしてラミー(苧麻:ちょま)という麻の繊維を採用した靴下を販売しています。
このラミーソックスとNIKKE AXIO WOOLソックスの特徴の違いを表にまとめると以下の様になります。
|
ラミーソックス |
NIKKE AXIO WOOLソックス |
耐久性 |
◎ |
◯ |
保温性 |
△ |
◎ |
消臭性 |
◎ |
◯ |
ドライ感(吸湿速乾性) |
◎ |
◯ |
クッション性 |
△ |
◎ |
使い分けはこの様に提案しています。
・天候や路面状況が悪い時(水溜りなど途中濡れる区間が多い):ラミーソックス
・寒さや衝撃から足を守りたい:NIKKE AXIO WOOLソックス
ウルトラトレイルなどデポバッグが使える場合は、 レース中に急激に天候が変わることも多いので両方入れておくことをお勧めしています。
このNIKKE AXIO WOOLソックスの一番の特徴はそのしなやかな履き心地にもあります。
優しく包み込むような柔らかな履き心地ではあるものの、レースなどで激しく使用してもズレやヨレなどは感じることはありません。
※シューズ内での滑りに関しましては、合わせるシューズやインソールとの相性によって異なります。
比較的天候が安定しており気温が低いレースや、ウルトラトレイルのように長時間着用し足裏の衝撃を緩和したい場合はNIKKE AXIO WOOLソックスがお勧めです。
五本指or足袋型orラウンド型の選び方
NIKKE AXIO WOOLソックスでは足指のタイプが五本指と足袋型の2種類生産しております。
それぞれの足の形状や過去にどのようなトラブルが発生したかで判断していきましょう。
■五本指ソックス
足指の間にマメやスレなどのトラブルが発生したり、ドライ感を高く感じたい方やシューズ内の熱が気になる方にお勧めです。
■足袋型ソックス
足指の間にトラブルが発生したことがなく、足幅が広い方や五本指を履き慣れていない方には足袋型がお勧めです。
五本指ソックスはドライ感が高くダメージは発生しにくいですが、その分履き方にコツがあり、若干ですが足指が広がるのでシューズの横幅がきつい方は足袋型が良いでしょう。
また、ウルトラトレイルなどのデポバッグには足袋型を入れておくこともお勧めしています。
五本指は雨が降ったりして足が湿っている状態だと履きにくかったり、レース後半足が浮腫んでいる状態ではうまく着用できない方もいらっしゃいます。
その様な時は、履きやすく親指の動きもしっかり使える足袋型はストレスなく着用できて使いやすい一足です。
■ラウンド型ソックス
最も履きやすく日常の練習にも使いやすいタイプです。
足指が独立していないため、寒い時期の冷えも感じにくくなります。
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