「広島湾岸トレイル125k FKT」、「タッタチャレンジ100k」サポート備忘録

4/9(金)〜11(日)の3日日間にかけて「広島湾岸トレイルラン」のコースを使ってFKTチャレンジをされる方のサポートに入らせて頂きました。
FKTチャレンジの詳細はこちらで紹介しています。

今回サポートとは別で、4/3(土)、4(日)の二日間熊本県でも「タッタチャレンジ100k」というイベントのエイドサポートにも入ったので、その時と今回のサポート合わせてよかった点や改善点など備忘録としてまとめておきます。

広島湾岸FKTとタッタチャレンジ100kのサポートの大きな違いは、広島湾岸FKTは一人の選手に対して移動しながらのサポートを行い、タッタチャレンジ100kは固定の周回ポイントで複数名のサポートを行う点。

それぞれの事前準備と当日サポートの裏側を記録しておきます。

タッタチャレンジ100kでのカレーの食中毒対策

今回イベントでのメインサポートは周回ポイントでのカレーの提供。
イベントスタートは早朝6:30からなので、当日にカレー調理は不可能。
ということで、前日に福岡県のレンタルキッチンを5時間予約してそこでカレーを完成させていきました。

4月ということもありここ数日は気温が高い日が続いていたので、食中毒に配慮して完成したカレーは冷やして熊本まで持って行く必要がありました。

今回作ったカレーは60人前。
こちらの記事で50人前ですが大量カレーのレシピも公開してますので気になる方はこちらも読んでみてください。

ちなみに今回は肉団子カレー。
先ほどのレシピリンクの鶏肉部分を全部肉団子に変えたのですが、溢れんばかりの肉団子が鍋を占めました。

話が逸れましたので、カレーを作って持って行く際の食中毒対策に話を戻します。

まずはシンクに水を張り氷を入れてそこに完成したカレー鍋を入れて粗熱を取る。
鍋の周りは冷えても、大きな鍋だと中心部はまだまだ熱いのでたまにかき混ぜながらしっかり冷やします。

食中毒を引き起こす細菌は30〜40度で最も増殖しやすいと言われているので、その温度帯をいかに短時間で下回れるかを意識して冷やしました。

レンタルキッチンの使用時間終了が迫ってきたので、鍋に蓋をして蓋と鍋を養生テープでぐるっと一周しっかり塞ぎます。
こうすることで車移動でのカレーこぼれを大幅に抑えることができます。

養生テープでしっかり蓋を塞いだら、事前に購入しておいた大きな発泡スチロールの箱に鍋を入れて氷を敷き詰めます。
ちなみに発泡スチロールの箱はホームセンターに売ってます。

夕方前には福岡のレンタルキッチンを出て、エイドで使うドリンクやお菓子など購入して熊本に向かいます。

今回は熊本について就寝前に発泡スチロール内の氷の残量を確認したところ氷が半分くらい溶けてました。
ですので、溶けた水を捨てまた氷を入れて万全を記す事で当日もしっかりキンキンにカレーは冷やされていました。

当日カレーを提供する際も念の為一度しっかり鍋を強火でしっかり煮込んで火を通します。
食中毒の原因となる細菌の多くは60度で20分ほどで死滅します。
ですので、鍋をこまめに混ぜながらふつふつする温度を常に保ち選手にはカレーを提供しました。

広島湾岸トレイルFKTエイド物資改善点

今度は広島湾岸トレイルで行ったサポート活動で、もう少しうまくやれたなという点を残しておきます。

基本的にエイド物資は選手の希望した食べ物と、こちら側で過去サポートした選手たちが喜んだものを準備します。
まずは食べ物以外で準備しておいた方がよかったと感じた物から。

今回は気温差がかなり激しく、早朝は2度で昼間は20度でした。
特に2日目の疲れが出てくるタイミングでの早朝の冷え込みはメンタル的にもキツくなるので、選手の暖が取れる物資がなかったことが悔やまれました。
次回からは簡易のガスストーブや毛布は必須で準備しておこうと思います。

次にテーピングやサポーター。
半分の70kmを超えたくらいから膝の痛みを訴えていたのですが、選手時さんのテーピングしかなく巻き慣れていなかったのでその効果も十分に得られませんでした。

テーピングの一通りの巻き方をしっかり実践できるようになっておくことと、膝のサポーターなどは準備しておいた方が良いなと痛感。

食事面では、まず好評だったのはやはりそうめん。
麺が柔らかく食べやすいのと、出汁の旨味は胃が疲れてくる後半でも食べやすい食べ物です。

反面カップ麺やおにぎりなど普段食べられる固形物系は後半受け付けなくなる選手も多い。
出汁系の食べやすく、消化にエネルギーを使わず、胃の負担が軽い食べ物はもっと追求していかないとと感じました。

雑炊とかが思い浮かびやすいですが、何か研究してみていいものができたらレシピ共有させて頂きます。

以上が今回の備忘録になります。
9月には丸2週間サポートが入っているのでそこに向けてもっと精査していきます。

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