必携品にこそ、こだわりを

トレイルランニングレースでは必携品と呼ばれる、大会に出るにあたり必ず携帯しないといけない装備がいくつかあります。
INNER-FACTでは必携品の販売もしているので、そのこだわりに少し触れたいと思います。

エマージェンシーブランケット

必携品の内容は季節や酸化カテゴリの距離などによって様々ですが、必ず必要になる「エマージェンシーブランケット(エマージェンシーシート)」。

この商品をINNER-FACTオリジナルで作るにあたりこだわったのは、製品自体のサイズと携帯性の良さです。

国内外の代表的なトレイルランニングレースのレギュレーションを細かくチェックして、指定されているサイズを確認しクリアするように作りました。

また、製品をパッキングする際にザックの中でかさばらないようコンパクトに薄くなるよう(70mm*110mm*7mm)工場にお願いしました。

何気ない製品ですが、サイズと梱包にもこだわって作ってます。

マイカップ

最近はエイドステーションで吸水する際に紙コップを使う大会も減ってきており、必携品にマイカップを携帯することが義務付けられている大会も増えています。

そのため、マイカップは毎エイド出してしまってと使用頻度が高くなるので、たたんでポケットに入れても折り目がつきにくく頻繁に使っても使用感が目立ちにくい素材を採用しました。

また、みんなが大好きなコーラや夏場にありがたい麦茶などを頻繁に注いでも色素沈着が目立ちにくように素材にはグレー色を採用。

更に、冬場のレースは暖かいものを入れても使えるように、耐熱温度も90度以上と熱湯を注いでもカップの耐久性はもちろん何かが溶け出て人体への悪影響が・・・など無いように外部の第三者機関にて安全性の確認もしています。

ソフトフラスコ

INNER-FACt製品の中でも非常に人気の高いアイテムのひとつがこのソフトフラスコ。

マイカップと同様の素材を採用しているので、耐熱温度と耐久性はもちろんクリアしています。

高い人気を誇る一つは、飲み口の高さが調整出来るストロー式なので、ザックのフロントポケットの位置を問わずどのメーカーでも使いやすいところにあります。

また、ボトル本体もスリムに作っているので、細いフラスコしか入らないザックなどにも対応しており、過去にこのザックには入らなかったというお声はいただいておりません。

人気の理由のもう一つは、ケアの容易さにもあります。
INNER-FACTのソフトフラスコは、飲み口部分のパーツが分解でき洗浄がとてもしやすくなっています。

この部分が外れることで、ストロー部の通気性も格段に高まるので、使用後にストロー内部が乾かないということもないので非常に衛生的です。

また、飲み口部分にはキャップがついているので、ザックを地面に置いた時に飲み口が汚れてしまう。
移動中に飲み口部分が意図せずあちこちに触れてしまうことが防げるので細かいストレスが排除出来ます。

必携品の必要性

主にロードランニングをしており、初めてトレイルランニングレースに参加する選手には馴染みのない必携品。

レインウェアが必携品に入っていると必ず「雨降ってないのに、雨予報でもないのになんでレインウェアがいるんだ?」と必携チェックの受付で質問している選手を見かけます。

トレイルランニングとは、その競技特性上ロードランとは違う山の中を走るので、山の中で分岐を間違えて進んで道迷い(ロスト)をしたり、中には滑落をしてしまい動けなくなることもあります。

そういった場合に救助が来るまで、救助してくれるポイントに自力で移動するまで自身の身の安全は自身の装備でのみでしか守ることができません。

場合によっては複数日救助が来ない事も考えられ、事実トレイルランニングに問わず登山含め遭難は年間に3,000件以上発生しています。

こちらの記事で必携品の必要性をなるべくわかりやすく解説してますので、初めてトレイルランニングのレースに出てみようかと考えている方や、ショートレースでレインウェアやヘッドライトが必携品になっている意味が理解できない方は一度読んでみてください。

INNER-FACTでは今回ご紹介したギア以外にもいくつか必携品をお取り扱いしていますので、レースで必要な方はコチラからご確認ください。

INNER-FACT 代表INNER-FACT 代表

INNER-FACT 代表

INNER-FACT代表の首藤(シュトウ)。 一部関西ではくびふじと呼ばれます。 基本的にはトレイルやランはソロでしかやらず、イベントや大会ではエイドなどスタッフ側で参加しています。

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