リストゲイターって指先冷たくなるから普通にグローブでいいんじゃね?

2022年2月21日に新しくリストゲイターを発売しました。
ニッチな商材と思いそんなに多くは売れないだろうなと思っていたのですが、想定外に大好評で初回ロット分の半分以上が既に多くのランナーのもとに旅立ってくれました。

ありがたいことにSNSで「リストゲイター届いた〜」の投稿をアップして頂き本当に嬉しい反面、「リストゲイターって指先冷たくなるやん」「走ってる時にそんなにスマホ使うか?」「グローブで良くね?」というコメントも見かけることも。

違う、、、違うんですよ!!
いや、確かに一理あるのですが、リストゲイターの本当の魅力はフレキシブルに自分のオリジナルの使い方でできるところにあるんですよ!!

僕自身今までHoudiniのリストゲイターを愛用しており、そんなに使い込んでるならもう自社で作った方が良いのでは?と思い始めた時にTwitterで同様にヘビロテ愛用している方とコンタクトを取り製品化に至りました。

そんなリストゲイター愛用者である僕自身が、なぜグローブではなくリストゲイターを愛用するのかを語っていきたいと思います。

デメリット疑問に一問一答

ここ数日SNSで見かける「リストゲイターって指先冷たくなるやん」「走ってる時にそんなにスマホ使うか?」「グローブで良くね?」のデメリットに関して回答させてください。

Q:リストゲイターって指先冷たくなるやん


この質問が一番多いです!
結論から言いますが、むっちゃあったかいです!!

解説します。
確かに指先を出した状態ですと指先は冷えます。
でも、寒さを感じたらゲイター内に指を収納すれば一気に指先は暖かくなります。

プラス、グローブと違いリストゲイターは指同士と手のひらが直に接触するので、その保温効果はグローブとは段違いに暖かくなります。
真冬の気温1度とかの寒さでも指先をゲイター内にインして走ると、手のひらや指の谷間などがしっとり汗ばむほど暖かなります。

靴下もそうですが、指先一本一本が生地に包まれているよりも、靴下ですと足袋型、グローブですとミトン型のように指同士が触れ合っているものの方が保温効果は高まります。

また、リストゲイターの大きな特徴は手首まで温めてくれる点です。
指先は手首を通って血流が流れていくので手首をしっかり温めておくと、手のひらや指先にも暖かい血液が循環します。
ですので、丈の短いグローブなどと比較すると如実に暖かさの違いが感じられるかと思います。

「でも、リストゲイターって筒状だから指先収納しても先っぽは穴空いてるよね?」と思う方もいるはず!
はい。空いてます。空いてますが何か?
なくらい一切問題ありませんし寒さを感じません。

指先が冷える時は指を収納し、暑くなったら指を出す。
その動作も簡単で一切ストレスなく素早く行えるのがリストゲイターです!

Q:走ってる時にそんなにスマホ使うか?


ロードランでは使うことは少ないでしょうが、僕の場合は初めていくトレイルなどではロストしないようにGeographica-ジオグラフィカ-を分かりにくい分岐では確認するようにしています。

時計にもナビ機能はありGPXデータを取り込んでますが、地形図が出ないタイプなので地形図を含めて確認できた方が正確性が増すのでスマホで確認するようにしています。

途中写真を撮ったりする場合もありますし、僕の場合は走ってる時に仕事やイベントのアイディアが湧く事が多いのでそんな時にもスマホのボイスメモを使うのでやはりスマホの操作のしやすさは重要です。

これらはもちろん人によるので、「言うてもそんなにスマホ触らないよ!」と言う方はスルー頂いて良いかと思います。

Q:グローブで良くね?


良くねぇんですよ!
もちろんグローブがいい場面もありますが、リストゲイターを使えば使うほどグローブよりもリストゲイターを選んでしまいます。

僕がグローブを確実に選ぶシチュエーションは、外の気温が氷点下で雨や雪が降っていたり風が強く体感温度がさらに冷え込む時。
もしくは、トレイルで頻繁に木や岩を掴むルートで指先の保護が必要と感じる時。
この二点です。

まずはこのグローブを使うシーンの理由を説明します。

前者の「外の気温が氷点下で雨や雪が降っていたり風が強く体感温度がさらに冷え込む時」は、INNER-FACTのリストゲイターは着用感の向上のために比較的薄手かつ、ウール素材なので防水や防風効果はありません。
ですので、雨や雪が降る時はリストゲイターが濡れてしまうので撥水や防水系のグローブを着用した方が良いです。

また長時間「正面」から「強い風」が「長時間」吹き続けられると、リストゲイターは筒状になっているので指をゲイター内に収納していても先部分は口が空いている状態なので冷たさを感じます。
ただ、これはあくまでも「正面」から「強い風」が「長時間」吹く場合であり、正面以外だったり風がそこまで強くなかったり、長い直線を走り続けたりしなければ支障はありません。

次に後者の「トレイルで頻繁に木や岩を掴むルートで指先の保護が必要と感じる時」ですが、これはそのままの意味ですね。
激下りで足元のコンディションが悪い場面や、急登では木や岩を掴むシーンが出てきます。
そのような時には指先が怪我しないようにグローブを選んだ方が無難です。

これら以外のシチュエーションではリストゲイター一択です。
手や指先も暖めやすいし、スマホや時計の操作もしやすいし、トイレに行く時ズボンのファスナー開けやすいし、ザックのポケットから何か取り出す時も取り出しやすいし、補給食の袋も開けやすい。
グローブ着用時に何かと付きまとう小さな操作性の悪さとストレスが一気に無くなります。

これは使ったことある人にしかわからないフリーダムさなので、是非使ってみてほしいです!
ガラケー最盛期にスマホが出た時も「文字入力スワイプって使いにくくね?」と言っていた人も多いはず。
LINEが出た時も「メールでよくね?」「SMSでもグループ作れるしLINEじゃなくてよくね?」と言っていた人も多いはず。
便利なものは使うと分かります。

固定概念を振り払い「面白そうだから使ってみよう」で試してもらいたいです!
INNER-FACTのリストゲイターでなくてもいいのです。

作っているメーカーは少ないですが、数社リストゲイター販売している会社もありますのでまずは使ってみてほしいです。
それでも「やっぱり使いにくいじゃねぇかよ!!」と言う人いたら・・・それはごめんなさい。
やはり貴方にはグローブの方が相性が良いのでしょう。。。

INNER-FACTのリストゲイターって親指の穴大きくね?

これにも理由があります。
走っていて指先が冷えると感じた時、人差し指〜小指の四指をゲイター内に入れるだけでも暖かくなりますが、それでも寒かったり親指の冷えを感じた時に親指をゲイター内に収納しやすくするために大きめに穴を開けてます。

親指の関節部分くらいまで筒状に生地を伸ばそうかとも考えましたが、そうなると途端親指の収納性が失われてしまいます。
極端に外気温が低い時や風が吹くときはやはり親指も収納した方が指先や手のひら全体が温かくなります。
そう言った理由から、親指部分は少し大きめに穴をあけてます。

同時に時計が見えるように手首部分に穴をあけようかなとも思ったのですが、リストゲイターの上下の長さの違いの特性を活かして着用方法で指先部分や手首部分の長さも好みで変えられるようにしているので、時計穴を開けると使い方の縛りが出るので今回は時計穴無しパターンで作成しました。

さて、今回は「リストゲイターって◯◯じゃね?」のご意見に対して回答してみました。
機能面やおすすめの使い方などはまた別の記事でまとめたいと思います。

リストゲイター使ってみようかな?と思って頂けた方はコチラのオンラインストアにより詳しい製品特徴をまとめております。

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