instinctの仕様説明シリーズ今回は最も大きいサイズのXX 24リットルの解説です。
一つ小さいサイズのX8 18リットルから、ステージレースなどのアドベンチャー色の強いレースや、登山などにも使いやすい容量と作りになっています。
代表的な使い方をご説明していきますので参考にしてみてください。
X8 18リットルの記事も載せておきますので比較したい方は参考にされてください。
目次
フロントボトルポケット
一番使用頻度の高いフロントのボトルポケットから解説していきます。
このポケットには500〜600mlくらいのボトルやソフトフラスコが収納できるようになっています。
ソフトフラスコはもちろんしっかり入ります。
ハードボトルは愛用者の多いオスプレイのボトルを入れましたがジャストサイズです。
同様の太さのフラスコも問題なく収容できますね。
対してサロモンなどによくある細長めのソフトフラスコだと少し頭が飛び出すかと思います。
いずれもポケットの幅が広めなのでドローコードをしっかり絞って揺れないようにしておきましょう。
特に細長いフラスコを入れる場合はドローコードの絞ったあまり部分をフラスコのキャップの窪みなどに引っ掛けておかないとフラスコが暴れてしまいます。
フロントボトル下ポケット
まず、ポケットの左下は縦方向に2つと、横方向にファスナー付きポケットの合計3つポケットがあります。
縦方向のポケットは上下二段になっており、上のポケットにはドローコードもついておりスマホはもちろんボトルも収納できる深さと幅が十分にあります。
下側のポケットにもスマホ収納できる深さがあります。
写真ではiPhone13 Proを収納しています。
横方向にファスナーポケットも厚みは少ないですが、同じくスマホが収納できます。
貴重品が多い方や細かく荷物を分けたい人にはありがたいですね。
次に右下のポケットですが、こちらはドローコード付きの上からアクセスできるポケットと、ファスナー付きの横からアクセスできるポケットが合計2つついています。
上側のポケットはこちらにもボトルが収納できる深さと幅があります。
もちろんスマホの収納も可能です。
ファスナー付きポケットはスマホも収納可能です。
一点注意事項は両サイドのファスナーポケット内側の糸処理が甘く、余り糸が長く残っているのでファスナーに噛んで挟まらないように事前に短くカットしておくことをお勧めします。
フロントボトル上ポケット
ボトルポケットの上の両サイドにファスナー付きの小さめなポケットがついており、右上の黄色いメッシュ歩ジェットの方には中にホイッスルが標準装備されています。
このポケットにはジェルなどの補給食も入れられますが、GPS端末のIBUKIがシンデレラフィット。
個人契約で携帯している人はもちろん、西日本の大会では選手の位置補足用に受付時に配られることも多いので、IBUKIがスポッと納まるのは嬉しいです。
バックポケット上部
バックポケット上部に黒のメッシュ付きの着脱可能なポケットが装着されています。
こちらは外側にメッシュポケットがついており、赤丸の止水ファスナーのポケットにはレインウェアやパッカブルの防寒着なども収納可能です。
着脱ポケットの後ろにはロールトップ型になった荷室もあります。
ロールトップ部分をバックルから外すことでおよそ4L分ほどの容量が確保できます。
生地は防水素材なので衣類を入れておいても安心して使用できます。
ロールトップ部分の荷室の口部分はマジックテープで止められてます。
ロールトップ部分は独立した収納でメインの荷室は繋がっていないのでアクセスできません。
更に、ロールトップ収納の後ろにはハイドレーションパックを入れることが出来る収納がついています。
もちろん生地は防水生地で、ハイドレーションを固定させるベルクロも標準装備されています。
ただ、このベルクロを縫い合わせている根本の部分の縫製が少し弱い気がするので、事前に確認して甘さを感じるようでしたら縫い増しして補強しておいた方が安心かと思います。
バックポケット下部
ザック底面に左右から貫通しているポケットと、メッシュ部分が独立したポケットの2つポケットがあります。
この部分のポケットはザックの底部分なので、メイン荷室に荷物をたくさん入れると潰れてしまいますし、マットを取り付けるとアクセスも悪くなるのであくまでもサブ的なポケットと認識するか、頻繁にアクセスしない物を入れておくと良いかと思います。
メイン荷室
メイン荷室の蓋の内側部分には上下に分かれたマジックテープ付きのポケットがあります。
メイン荷室には黄色のメッシュポケットもついているので荷物の仕分けもできます。
荷室の深さは約14cmほどありヘルメットが収納できるくらいのスペースはあります。
厚みの調整は荷室外側のベルトで調整可能です。
蓋の外側にも止水ファスナー&防水生地のポケットがあるので、アクセス頻度が多めで濡れたら困るものなどはここに入れても良いでしょう。
マット固定方法
マットはザック底面についているカラビナを使って固定し、両サイドにあるベルト調整の留め具で絞めるだけなので非常に使いやすいです。
ピッケル固定
XX 24リットルにはピッケルも装備できます。
まずは持ち手部分を、ザックの背面上部の左右についているドローコードに通して固定し、次に先の部分をメイン荷室下のベルトに通し固定します。
ポール固定
まずはフロント両サイドに固定する方法です。
ボトルポケットの両サイドと両左右の下部ポケット側面にドローコードがついているので、それぞれポールを通して装着します。
次に背面の下部に取り付ける方法。
ザック底面の両サイドにドローコードがあるので、それぞれにポールを通します。
ポールを通したらドーローコードをしっかり引いて固定。
最後に背面の両サイドに取り付けられます。
背面の上部メッシュポケットの部分のドローコードと、下部のポールホルダー用のドローコードを使用します。
下部のドローコードはドローコードに黒いビーズのような球が付いているので、その球をドローコードのちょうど真ん中くらいに配置します。
そうするとドローコードの上下に輪っかができるのでその部分にポールを通し、ドローコードしっかり絞って固定します。
サイズ調整
サイズ調整は2箇所で行います。
まずは下記写真のようにフロントのベルトにて締め具合と高さが調整できます。
一番下の赤丸のベルトはゴム製で伸縮するため、腹部を圧迫しにくく設計されています。
次に下記写真の様に両側面のドローコードで調整するのですが、赤丸部分がサイズ調整用のドローコードになります。
ポールを固定するドローコードと場所が近いので、注意して見てください
XX 24リットルにおすすめの距離
XX 24リットルはX8 18リットル同様にステージレースやアドベンチャーレースなど幅広いフィールドを複数日かけて行われるレースに向いているサイズでしょう。
instinctのレンタルサービスも開始しましたので、使ってみたい方はお気軽にご連絡ください。
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