スポンサーを獲得する前にやるべき事 超激辛編

最近うちの会社の取扱品目が増えたからなのか「サポートしてほしい」という連絡がよく入るようになりました。
そういう風に思ってもらえるのは正直嬉しいです!

ただ、あまりにも「おいおい、、、それはないだろう。」という選手が多い。

サポートを希望するくらいなので、一定の走力がある選手からの問い合わせが多いです。
ですが、多くの選手が一般的な社会性が欠如した問合せの仕方をしているのでもったいないなと思ってます。

もちろんそうでない方もたくさんいますが、そうでない方は社会性が欠如した連絡をそもそもしてこないし、色んな意味で結果を残しているので周りからサポートしたい!というお声がかかります。

ここで「あれ。。。俺大丈夫かな?」とドキッとした方は恐らく大丈夫です。
社会性が欠如している人は「自分はそんなことない」と思っているからこそそういった連絡の仕方をしてきます。

上から目線と捉えられてしまうでしょうが、メーカー経営者なりに横のつながりも多く色んなメーカー経営者や世界的ブランドのサポート担当の方と話していて共通な話題ですのでスポンサーを獲得したい方は一読してみてはいかがでしょう?

なお、以降文章は筆者の愚痴も多分に含まれております。

別にスポンサーなんてどうでもいい、楽しんで趣味としてやってるからと言う人に向けた記事ではありません。
あくまでも「サポートが欲しい!」と思っているにもかかわらず、「おいおい。。。あんたね!」と言う人に向けた記事ですので悪しからず。

大前提としてアプローチをする会社の製品は必ず使いましょう

「サポートしてください!」と言ってくる割にその会社の製品使ったことがない、という選手結構います。
先日もその様な選手から連絡が来ました。

自社でオンラインストアを持っていたら顧客履歴から名前引いたら購入履歴はすぐにわかりますし、卸先のショップで購入してとしたらそういう選手は「いついつからこの製品を使っています!」や「どこどこのショップでいつも買ってます!」などのPRをしてきます。

サポートを受けるということはその会社の製品を使うことは当たり前ですし、サポートを望むくらいなので競技への向上心が高い方が多いと思います。

今より良い成績を残したいと思っているのに、使ったことがないメーカーにサポート依頼をする?
その製品があなたに合わなかったら結果に響いてくるよ?
そんなことも想像出来ずにサポート依頼をしてきているのであれば、その程度の意識レベルで今より上に行けるとは思えませんが・・・。

大丈夫ですか??

文章の作り方を勉強しましょう

これは社外や目上の人にビジネス的なメールを送ったことないであろう人に多いと勝手に思ってますが、文章内容が恐ろしく稚拙な選手がたまにいます。

熱い想いを書いて「!」などの記号を使ったり、絵文字顔文字つけちゃったなどは全く気にしませんし、個人的には感情が伝わるのでむしろ歓迎です。

ここで言っているのは
貴方が何者で、
現時点の成績がどの程度で、
今後どうなりたくて、
うちの製品の何が気に入っていて、
現在どういう活動や発信をしているのか、
など基本的な情報は書いてきてください。

こう言う人がいました。
「トレランをやっている〇〇(名字のみ)と言います。トップ選手になりたいです。サポートしてくれませんか?よろしくお願いします。」
リアルに文章このままです。

最低限自分で作った文章は一度他人に見てもらいましょう。
特に既にサポートがたくさんついている先輩の選手が良いでしょう。

あなたが思っている以上に文章は大事です。
僕も数多くの重要な連絡や交渉をしてますが、いまだに誤字脱字が多いので必ず大事な文章は妻や第三者に見てもらい、わかりにくい点はないか確認してもらってます。

SNSをやりなさい

多いんです。
ホントに多いんです。
「SNSやる時間がない」だの「SNSが苦手」と言っている選手。

趣味でその競技をやっている人や、別にスポンサーなんて興味がない、という選手は全然好きにやればいいと思います。
でも、貴方が少しでもスポンサーがついて欲しいと思っているなら、しのごの言わずにさっさとSNSをやりなさい。

どんなメジャー競技のプロの選手でも頻繁にSNSを活用して自分の活動や考えを発信しているのに、圧倒的に成績や発信力が劣っている貴方がSNSをせずに何故その選手に近づけると思っているんですか?

SNSの更新頻度と競技成績がどう関係あるんだ?
あるよ馬鹿野郎!

SNSのフォロワーが多い→スポンサーがつきやすい→商品や資金提供が得られやすい→競技環境が充実する→競技に集中出来る環境になる→成績に結びつく

この程度の因果関係が想像もつかなくて何もやらないくせに、「スポンサーがつかない」「スポンサーが欲しい」とか寝言言ってるんだよ。

「スポンサーがついたらやる」とか「必要に迫られたらやる」だの言ってる選手がいますが、今できてないことがスポンサーがついた途端突如やれる様になるわけありません。

SNSが大事なのはスポンサーが自社製品を宣伝して欲しいからではなく、コツコツと細かいことを積み上げられる選手なのかの物差しになるからです。

もちろん製品紹介してくれたら嬉しいなとか言う気持ちはゼロではないです。
ですがそんなPR目的でメーカーは選手サポートなんかしません。

その選手を応援したいから、その選手の人間性含めて惚れ込むからサポートするんです。
その応援したい選手の活動や考え方、コンディションをリアルタイムに知れるのがSNSだからSNSをちゃんと活用して欲しいんです。

「SNSなんかの尺度で測られたくない!」とかいう選手もいます。

貴方はスポンサーをつけたくてメーカーに連絡をとるんでしょう?
そこに貴方の価値観は関係無く、メーカー側の判断材料にSNSが大きく影響しているという話をしているのです。

SNSをしたくないなら誰もを黙らせられる圧倒的な成績を上げれば良いだけです。
でも、その圧倒的な成績を上げている多くの選手はSNSをやってますよ。
上田選手然り、土井選手然り、丹羽選手然り。

で、こういうこと言うと「この選手はやっていない!」とか言う人が出るんです。
屁理屈言いたい人は言っておきなさい。

そう言うやらなくて良い理由を探し続けておけば楽だし今のままでいいわけだから。
でも現状維持は周りが進んでいく以上、貴方自身は衰退していくことを理解しておいた方が良いです。

じゃあなんであの選手はサポートしてるの?

「あの選手はSNSなんかしてないけどサポートしてるじゃないか!」とか言うキッズ達へ教えてあげましょう。

SNSを全くやってない人がメーカー担当者とも全く連絡をとってないと思いますか?
SNSをやる以上にその担当者にギアレビューや成績の報告をしていたり、日常的にコミュニケーションをとっていたりと表面的には見えてこない活動をそういった選手はごく当たり前にやってます。

単純にその選手と仲が良かったり一方的にこちら側が惚れ込んでるからサポートしていたりもあります。

でもこれを読んでイライラした貴方はそう言った人間関係の構築や細かいコミュニケーションを省いてきたから、今の現状があるのではないですか?

そんなめんどくさいことをやりたくない!と思うなら簡単です。
成績で黙らせましょう。

競技の世界はなんだかんだ実力勝負です。
ビッグマウスでも恐ろしいほどの結果を残せばいいだけです。

ただ、結果が悪ければ・・・。

即レスしましょう

レスポンスの速さは好感が高いです。

既読ついたけど返事が来るのは翌日、と言う選手結構多いです。
ですが、相手は選手をサポートしている立場の人なのでその会社内ではある程度重役ポジションに位置しているはずです。

仕事ができる人は基本的にレスポンスも早いです。
レスポンスを速くすると相手へのプライオリティ(優先度)の高さを行動で示せます。

当たり前に返信が遅い=プライオリティが低いと言う印象を与えます。
即レスできない時は「今走ってるから何時間後に返信させてください」など具体的な理由といつまでに返信するかをレスポンスしましょう。

「まぁ、いっか」と言う気持ちは相手に伝わります。

一番最悪なのは、サポート依頼の連絡をしたけど先方から返事が来てサポートしてくれなさそうな反応だったり、細かい質問事項が来て返信が面倒臭くなって返信しないパターン。

業界は狭いですよ。
貴方が思っている以上に横のつながりがあるので、「そういう選手」という噂はあっという間に広がります。

事実、「この選手は問題あるよね」と言う噂は比較的良く耳にします。

もう一度言います。
即レスしましょう!

以上!

INNER-FACT 代表INNER-FACT 代表

INNER-FACT 代表

INNER-FACT代表の首藤(シュトウ)。 一部関西ではくびふじと呼ばれます。 基本的にはトレイルやランはソロでしかやらず、イベントや大会ではエイドなどスタッフ側で参加しています。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

CAPTCHA


TOP