試履会や、ブース出店の時にお決まりで聞かれる質問。
結論から言うと付いてません。
と言うか、あえて付けてません。
その理由を今回はロードラン、100kmウォーク目線で述べていきたいと思います。
大前提として、100%当てはまる答えはありません。
あくまでも僕の(インナーファクトとしての)考えであって強制するわけでも、これが正しいのだ!!という思い上がりもありません。
そこにあるのは自分なりの論理と信念です。
滑り止めをつけていない理由
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まず、多くのランニングソックスに滑り止めが付いている理由は理解しています。
- シューズ内で足が滑らない
- 疲労軽減になる
- グリップ力が上がる
などなど。
では、メリットをわかっているのに何でインナーファクトの靴下には滑り止めをつけないのか?
理由はいくつかありますが、大きく2つ。
一つは、滑り止めがある事でその異物感がストレスになる人もいるから。
滑り止めがある事で靴下と足裏のスレが発生するのでそれらの原因でマメができる人も一定数いるから。
でも一番は「何で滑り止めがないのか」はたまた「何で滑り止めが必要なのか」「何でシューズ内で足が滑るのか」を考えて欲しいから。
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ここがすご〜〜〜〜く重要だと思ってます!!
どう言うことか?
まず質問です。
あなたの足の実寸は何cmですか?
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この質問に8割の人は「え〜っと・・・」となります。
これは僕の中で恐ろしく不思議だなと思います。
シューズを履くときにちゃんとヒールカップにかかとを合わせてますか?
シューズのラスト(靴型)から自分の足の甲に合わせて靴紐を通してますか?
そのときにアンダーラップで通すか、オーバラップで通すか。
足の甲に痛みがある人は痛みのある部分にはあえて穴を通さずに飛ばして紐を通したり。
靴紐がほどけない結び方をしてみたり。
足がずれにくい結び方をしてみたり。
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靴紐の結び方だけでかなりフィット感は変わるし、足のずれも抑えられます。
それなのに靴下に滑り止めは必要ですか?
靴下には本当はもっと大切な役割があると僕は思っています。
クッション性?
それはシューズに求めましょう。
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最近では厚底のシューズや、反発を生かしたシューズなど幅広く機能的なシューズがありますから。
サポート効果?
それは後で説明しますm(_ _)m
僕が思う靴下の役割はもっとシンプルです。
それは、
競技者にストレスをかけないこと!!
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マラソン大会に出る人の多くは月に数百km走って練習しています。
100kmウォークに出る人もかなり歩き込んでいます。
でもその反面足への負担は大きくなり、努力を重ねると「ケガ」のリスクも増してきます。
足裏の悩みで行くとマメが最大の悩みに。
長時間になると汗や雨などでも足のふやけなどトラブルの原因に。
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そんなトラブルのリスクをどれだけ少なく出来るかが僕の考える靴下の役割。
コンプレッションは?
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これに関しては大会の時だけ履くならいいのでは?とも思ってます。
普段の練習からは何でいけないのか?
コンプレッション靴下の主な目的はアーチのサポートだよね?
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アーチはそもそも人間の足に備わっている機能なんだから、それは自分で作ろうよ!
何でもかんでも物に頼ると楽だけど、そもそもの土台である足のことをもっと見つめ直さないと!!
考えないと!!
足裏ストレッチしないと!
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足指鍛えないと!!
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大会のときだけ使うならコンプレッション靴下履いてもいいんじゃない?
って言ったけど、大会の時使うならテーピングの方がいいと思う。
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だって、コンプレッションの靴下は万人に合うように作られてるよね?
でも足の形状や悩みは人それぞれだよね?
それなら自分の足に直でテーピングした方が効果高いと思ってます。
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貼り方わからない?
ニューハレ大先生に聞いてみよう!!
わかりやすく説明してくれます♪
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自分・・・不器用なんで・・・・。
という人はもう首藤が貼ってあげる♪
大会のときに持ってきたら貼ってあげる!!!
足裏のアーチと外反母趾対策くらいでしたらいつも貼ってるのでご遠慮なく!
靴下が高機能になりすぎると、それは履く人の可能性を削ぎ落とすと思ってます。
考える力も削がれると思ってます。
できるだけシンプルに。
でも大事なことが何かを追求する。
そんな姿勢を研ぎ澄ます靴下作りをしていきたいと思います。
時代のトレンドに乗っかるのではなく、ゼロからトレンドを作り上げる。
ギア選びを考える楽しみを提供するきっかけの発端になれたら。
そんな想いで今日も密かに靴下の改良と試作に頭を悩ませてます。
こんな靴下あればいいのに。。。
そんなアイディアの種があればどんどん首藤に連絡ください!
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