トイレ事情はデリケートながら死活問題!山でのトイレってどうしてる?

皆さんこんにちは。齋藤です。
突然ですが、皆さんは登山中のご自身の排泄で悩みはありませんか?
お腹を壊しやすいとか、便秘気味とか。
正に人それぞれの体質によるものなので、ホント、本人にしか分からない苦労が多く、デリケートな話題でもあります。
女性ならではの悩みで言えば、やはり生理でしょうか。
私は生理痛が非常に重く、日常生活も難儀なレベルなので、生理前後は登山だったり外出や予定を入れる事も避けるようにしています。
今回は、十人十色な山でのトイレ問題を、実体験を元に切り込みます!

女性の口から語られる事が少ないテーマだからこそ、敢えてフォーカスします。

あなたのお腹事情は?

トイレ問題は女性の口からあまり話題にされる事は少ない(言いづらい話題という事もあると思う)のですが、私自身は重要なテーマだと考えているので、包み隠さず話しますね。

私は日常生活でのお通じは良い方で、生理前に少し便秘気味になる程度。
お腹を下す事はあるけれど、外出時に「トイレどこだ😱!?」と必死に探さなければならないといった経験はあまりありません。

で・す・が!

宿泊を伴う外出をすると、途端に便の出が悪くなります。
環境の変化に敏感なので、慣れない、初めて訪れる場所なんかだと、まあ出ません。

出そうな感じするんだけどな〜(´-﹏-`;)

それがお腹の張りだったり、不快感としてストレスになります。
一度、宿泊を伴う登山の下山中にお腹が痛くなり、「もう無理なんだけど!どうしよう(;´༎ຶД༎ຶ`)泣」と相棒(鷲尾)にパニクりながら縋ると、急いで人気の無い木陰を探し、「人が来ないか見張ってるから、ここでしてきなよ(´ω`)」ということで、盛大に野糞をしたわけですね( ༎ຶ ◡༎ຶ)(携帯トイレで済ませたのでご心配無く!)

下品とか言うなよ、事実なんだから(:з っ )っ

下山してから気持ちが安心して、帰宅途中の高速道路で急に腹痛ビッグウェーブが来た🌊なんて事もしばしば(´-﹏-`;)

次のサービスエリアは、いずこ!?(;꒪ꈊ꒪;)

普段と変わらないのは相棒の鷲尾。普段も登山中も快便。

鷲尾快便ノ助

快便過ぎる故、日常の行動範囲の中で「どこのお店や施設に綺麗で空いているトイレがあるか( ー̀дー́ )🚽✨」を徹底的に把握しているそうです◝( ´ω´ )◟

すなわち、みんながみんな同じわけが無い!
お腹を壊しやすい人で、トイレの場所まで間に合わず漏らしたって人も、とある岩場で我慢出来ずに大をした人だっているんだよ!!
知らないだけで、お腹事情で苦労している人はきっと多いはず。
生理現象だからこそ誰にとっても身近で、時として大問題になりやすいと思います◟(  ‾᷅⚰‾᷄  )

山小屋のトイレ事情

水が潤沢な沢沿いなどの立地の山小屋でない限り、山小屋のトイレは大抵汲み取り式やバイオトイレ🚽
流せる水洗トイレって、ほとんどありませんし、流せたとしても下水道がある訳ではないので、それを山小屋の設備で処理しています。
これまでお邪魔した山小屋さんのトイレを幾つかご紹介します(੭˙꒳​˙)੭

八ヶ岳「赤岳鉱泉」様の女子トイレ🚺

便座後ろのボタンを押すと流せます。
とは言え前述の通り、下水道直結ではないので、ペーパーは手前のダストボックスに🧻
水が豊富な「赤岳鉱泉」様では、夏期の間お風呂に入る事が出来ます\( ´꒳`)/♥︎

剱沢にある「剱澤小屋」様のトイレ🚽

「剱澤小屋」様も水が豊富。
地形的に谷の部分に立地しているので、地下水を引き上げているのだと思います。
「剱澤小屋」様では、宿泊客はシャワーを利用出来ます⁽⁽٩(๑˃̶͈̀ ᗨ ˂̶͈́)۶⁾⁾

お次は、北アルプス「西穂山荘」様の女子トイレ🚽
バイオトイレなので、便器の大と小の排泄場所が異なります。
用を足した後、写真に写っているボタンを押します。

「西穂山荘」様では、バイオトイレが活用されています。
小屋の立地は稜線上なので、決して水が豊富なわけではありません。
通年営業の山小屋さんなので、バイオトイレの微生物が活動しにくい冬季も問題無く稼働出来るようにと、2014年に改修工事が完了した、環境にも優しいトイレです(•̀ᴗ•́)و

こちらは御嶽山「二の池ヒュッテ」様のトイレ。男女兼用です。

写真正面が男性用(小)で、写真の左側に個室トイレがあります。
オーナー・高岡さんのお人柄に惚れ込んでおり、また訪れたい山小屋の一つでもあります( ⸝⸝•ᴗ•⸝⸝ )੭♡

大抵、山小屋に宿泊する場合は小屋のトイレを無料で利用出来ますが、宿泊しない方(テント泊やただ通過するだけなど)の利用は有料です。
使用料はだいたい100円~。小銭(特に100円玉)を多めに持参しておいても良いと思います。
宿泊しない方用に、小屋の外に土足で入れる外トイレが隣接されている事も多いですが、必ずチップ(使用料)のご協力をお願いします🙇‍♀️💦

八ヶ岳エリア「行者小屋」様の外トイレ。
使用料を入れるチップボックス。

「小屋を使わないから関係ないじゃん!」では無く、そのトイレを管理され、清掃やメンテナンスをされているのは山小屋の方々です。
トイレ管理は即ち、山の環境保全にも繋がります。
トイレによっては、人感カウンターみたいなのが付いている場所もあるのですが、そのカウンターの数字とチップ箱の金額が、まあ合わないそうなんです。(つまり利用者全員がきちんと使用料を払っていない)
きちんと使用料を払う事で、「山の環境保全に協力している!」と考えれば、なんかめっちゃ良いことした♪って気分になりません?
現世で徳を積んでおけば、異世界転生してどっかの大富豪の子供に生まれ変われるかもしれませんぜ🤩💰(⚠️彼女は重度の厨二病です🤷🏻‍♀️)
決して「自分一人が払わなくても~」なんて思わず。
アナタが思っているのと同じように、他の誰かも同じ事考えてますから!

徳積んでこ~٩( ´◡` )( ´◡` )۶

また、汲み取り式やバイオトイレでは、物を落としたらアウトです🙅‍♀️
二度と戻って来ませんદ=๑๑( ੭ ε:)੭ु⁾⁾
お財布やスマホなどの絶対的必需品は、ポケットから絶対に落とさないよう注意して下さい🚨
相棒の鷲尾は、トイレに財布を落とした人を知っているので、実例アリです( ˙▿˙ ; )

また、山小屋では当然ながら流水音が流れるトイレは無いわけで、音を気にしながらの排便になりますよね( ー̀ωー́ )
私も一度特大バズーカ音📢をかました事があるので、トイレを利用する人や待っている人が多い中だと、恥ずかしいったらありゃしない(:D)| ̄|_ =3 ブッ
まあ、そう感じているのは案外自分だけで、周りは気にしていないし顔も覚えていないんですけどね。笑
我慢するのが一番自身の身体に良くありません。
生理現象だし、誰も何とも思ってないから、自然に出る時に出しておきましょ( ᐛ )و

女性ならではのトイレ事情

冒頭でも触れたように、私は生理期間の登山は避けます。
ただ、人によっては、生理期間も普段と変わらず過ごせるから登山に行く( •̀ᴗ•́ )و ̑̑という方もいらっしゃると思います。

普段と同じように過ごせるって羨ましい!><

最近、運動時の身体の動きにフィットしてくれるナプキンが販売されましたね。
⬇️ソフィ「SPORTS」

https://www.sofy.jp/ja/products/sports.html

ナプキンのズレや蒸れが気になるようあれば、運動時はタンポンという選択肢もアリです👍
長時間外さなくて良いですしね。
生理周期が不規則な場合、万が一「登山中に生理が来ちゃった💦!」というのも想定して、ナプキンは携帯しておくのが安全かもしれません。
山小屋さんによって、ナプキンを売っている小屋もあるのですが、こればかりは行ってみないと分からなかったりするので…

ソロ登山をされている女性は、万が一催した時、一人で周囲を気にしながらなので、結構大変なんじゃないかと思います。
私みたいに「減るもんじゃねーし」精神の方なら気にしないかもしれませんが、だいたい嫌でしょう。
コチラ⬇️の携帯トイレは個人的に優秀かなと思います。

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000026144.html

「自立する」というのは有り難い(੭•̀ᴗ•̀)੭

因みに登山の隠語で、女性が用を足す時は「お花摘み」、男性は「キジ撃ち」と言うそうです₍₍ ◝( ˘⊖˘)◟ ⁾⁾

我慢出来ない緊急事態😱🚨山で用を足す時のマナー

まず、山で大前提のルールですが、基本的にトイレとして設けられている場所以外での排便はNGなんですね。
人間の体内にいるバクテリアなんかが、山の動植物の生態系を壊す恐れがあり、使用済みティッシュも持ち帰らなければいけません。
最近「水に流せるティッシュ」などありますが、トイレットペーパーも「水に溶ける」と言われる紙類も全て持ち帰りましょう。
そもそも、「水に流せるティッシュ」は山専用に作られたわけではないですし、岩綾帯だったり場所によっては分解されず残り続けます。
使用済みのトイレットペーパーやティッシュは、中が透けて見えない色付きの袋(生理の時使用済みナプキンを入れる黒いビニールとか)に入れると良いと思います🙆‍♀️🌟

上記をふまえた上で、どこぞの私のように「我慢できないヾ(´༎ຶ╻༎ຶ)ノ゙」となってしまった場合は、登山道から離れ、人気の無い、足場や周りが安全な場所を選んで用を足すようにしましょう_( _。ÒㅅÓ)_

ここで注意点⚠️

大抵、藪や茂みの中で済ます事になるかと思いますが、登山道から外れて、藪や茂みに入るポイントに自分のザックを置いておきましょう!
自分のザックを置いておく事で、「ここから茂みに入ったよ!」という目印になり、万が一登山道からどんどん離れて奥まで行ってしまい、滑落や転倒事故にあった時、同行者が探しやすくなります。
「用を足してる時の音を聞かれたくない><💦」という人間の心理から、「もっと離れた場所で…」と奥に進んでしまう気持ちは分かります。
結構な危険行為なので、あまり遠くまで行かれませんよう🙇‍♀️
お尻を出したまま滑落なんてしたら、嫌じゃないですか(・᷄д・᷅;(⊃*⊂)

排泄物の大は携帯トイレや中が見えない袋に入れて持ち帰る、これらを持参しておらず止むを得ない場合は、10cmほどの穴を掘って埋め、自然環境への影響を最小限にする。
前述の通り、使用済みの紙も必ず持ち帰って下さい。
普段道端で見かける「ペットのフンは持ち帰りましょう」の看板。
山で人間の野糞は持ち帰らなくていいの?って話です。(←論点おかしい?)

山に残さないでね٩(๑•̀‧̫•́๑)۶

山のトイレと環境問題について考える

前述のトイレ事情とは異なる、独自のルールを設けている地域があります。
携帯トイレの持参を徹底!その環境に一切人間の排泄物を持ち込まない、残させない場所。
最北の日本百名山・利尻山を有する北海道・利尻島、東北地方の岩手県・早池峰山、世界遺産・屋久島などが代表例でしょうか。
北海道、東北の山々、屋久島は、そもそも有人の山小屋が無い場所が多いので、必然的に携帯トイレの持参が欠かせなくなるのですが、やはり、その山特有の自然環境があり、地域としても環境保全に積極的に取り組まれています。
富士山も世界遺産ですが、山小屋の数が圧倒的に多いので、あまり「携帯トイレを持参する」という認識は薄いですよね。

利尻島や屋久島は、本土とは異なる独自の自然環境が育まれているので、入山する際に自然環境保護の決まりが細かくあります。

というわけで、北海道・稚内在住の知人に、実際の取り組みと現状について伺ってみました╭( ・ㅂ・)و🎤ฅ(๑’Δ’๑)

知人は北海道のほぼ端っこにいます₍ ᐢ. ̫ .ᐢ ₎おーい

今では携帯トイレのパイオニア的な山でもある利尻山ですが、携帯トイレの徹底を始めた当初は、目も当てられないほど悲惨な状況だったと言います。
「携帯トイレを持っていない」「汚す」などの課題が多く、大変だったそうです。
最近では認識や周知徹底が進み、マナー違反の方はだいぶ減ってきているようです。
具体的な取り組みとして、

・利尻島内のホテル、商店など、町内の多くの場所で携帯トイレを購入できる。
・ホームページなど、デジタルでも旅前に携帯トイレの周知喚起。利尻島到着後の旅中や登山口入り口でも携帯トイレの周知徹底

などの努力をされているようですが、未だに周知徹底は完全とはいかず、まだまだ課題として、携帯トイレの使用と回収強化が共に挙げられているとのことです。

下記サイト「山のトイレを考える会」という、山のトイレ問題を積極的に考えて取り組んでいる団体がいらっしゃいます⬇️

http://www.yamatoilet.jp/

利尻山の現状についても具体的に掲載されています。
具体的な数字の統計まで出していらっしゃるので、意識の高さが伺えますね。

北海道は山の特性上、やはり地域の方々の意識の高さも違うのかな〜と考えさせられます。
フォーラム資料集の中で、個人的には身近である「北アルプス」エリアの「富山市の山小屋トイレとのかかわり」(森 雅志(富山市長)(2014年・第15回))が、資料を読んだ中で「ふむふむ🤔」となりました。

サイトを下にスクロールすると「フォーラム資料集」があります。
齋藤が「ふむふむ🤔」した資料はコチラ。

問題提議とそれに向けた取り組みや目標提示が明確で、偏差値40以下の私でも分かりやすかったです。(それが出来なきゃ政治家は務まらんか…)
締めにある「立山連峰の峰々に触れることで故郷に誇りを感じてくれる子供達、県外や 国外からの立山連峰ファンを増やしていきたいと考えている。(フォーラム資料引用)」というお言葉も良いですね。
子供達に、故郷に誇りを持ってもらう事って、凄く大切だと思います。

この記事を読んで下さっている方々、それぞれお住まいの地域の身近な山だったり、好んでよく行かれる山域の取り組みなど、是非資料を参考にしてみて下さい。
「環境問題」というトピックが世界的に大きくなっていく中、間違い無く我々も意識しなければならない課題となってきます。

余談ですが、今後北海道の山に登山に行こうと検討されている方は、川の水や湧水など、自然に流れている水は飲まないで下さいね。
キタキツネ🦊ちゃん達の排泄物が溶けていて、エキノコックスという寄生虫をもらう可能性があります💀
でもこれって、因果応報じゃないですが、如何に他の生き物の排泄物が危険かという事の一例でもあると思います。
人間の排泄物も、どんな形で自然の中で変化をするか分からず、動植物に多大な影響を与える可能性があるということです。
キツネちゃん達や動植物達のお家を少しでも安全に守ってあげましょう( • ̀ω•́ )b ✧

🦊🐻<よろしくお願いします🌟!

距離間を探り中の相手と登山に行く時こそ、ぜひお腹の調子も含めて体調面の配慮を🌟

あなたは誰と登山に出かけますか?
単独、親族、身内、お友達、恋人、出会って間もない人…様々なパターンがあると思います。
親族や身内、ある適度気心の知れた間柄の人であれば、体調が悪くなったりしても、不調を伝えやすいですが、お互いに知り合って間もない間柄だと、まず身体に不調が出てもなかなか相手や周囲に訴えづらいと思います。
特に日本人は、「その場の和を乱してはいけない」という協調性を重んじ「空気を読む」という言葉を無意識に体現させる達人集団なので。
グループ登山やサークル登山など、同性ばかりの集まりならまだしも、男女混合の場合、「お腹の調子が良くない」とか「ちょっとトイレ行きたい」と言うのが恥ずかしかったり、言い出しづらかったりします。
特に複数人での登山の場合ほど、万が一体調が優れない時に「言ったらみんなに迷惑をかけちゃうかな…」という思考に陥り、我慢してしまうケースもあります。←ソースは私( • ̀ω•́ )ゞ

周りが楽しそうにしている時こそ言えない_(┐「﹃゚。)_

ましてや親しい間柄でないと、下の話はしづらいもの。
だからこそ、同行する相手の顔色だったり体調を、少しでも気にかけてあげるようにしましょう。

特に!
「出会って何度か食事に行って、気になっているあの人と、初めて一緒に登山🏔❤️」なんて可愛さ爆発な登山の場合は(白目)、お互いに「カッコいいところを見せたい!」「可愛い姿を見せたい!」っていう幸せ爆裂状態なので(棒読み)、絶対にお互いの恥ずかしい、情けない姿なんて見せたくないと思っていることでしょう。お気持ちは分かります(・`ω´. )

コミュ症の私からすれば、慣れない人との登山ってかなりハードなアクティビティなのですが😱

でも、それじゃあお互い表面だけを繕った姿で、殻をぶっ壊すことなんて出来ません‼️(۳˚Д˚)۳⚡️(←誰?)
お互い苦楽を共に歩んでこそ、絆は更に深まるってもんです( ÒㅅÓ)وキリッ(←だから誰w)
「転んで顔に泥がついちゃった」とか「寝不足で毛穴開いてるし目の下のクマが酷い」とか「ウ○コ漏らしちゃった」とか、普段見せない残念な状態を一緒に乗り越える事で、映画「スピード」のジャックとアニーのように結ばれるかもしれませんよ‼️(ง •̀_•́)۶✧(←例えが世代観出るんだよな~w)
喩え仮に、ウ○コを漏らして軽蔑するような相手であれば、そんな相手は人としての器が小さ過ぎるので、やめた方が良いです。
昭和のアイドルじゃないんだから、どんなに可愛くても、どんなにイケメンでも、ウ○コは誰でも出るっつーの。
大切な人であれば、そんな事は気にもせず、「お腹の調子悪いの?大丈夫?」と寄り添って介抱したり(ここで絶対に強がっちゃダメ。”カッコ悪いところ見せたくない”って気持ちはわかるけれど)、心配してくれるもんです (*´▿`((≧⊿≦ )
そんで、それが後々付き合ってから笑い話になったら最高じゃないですか!!!
もう何このハッピーエピソード!!( ◜◡‾)ノ” -=🍣)`Д゚)・;’

「お腹が弱い、そんな君も好き」

性別関係無く、気配りが出来る人はモテます。
「歩く速度大丈夫?」とか「そろそろトイレ行く?」とか「休憩したかったらいつでも言って^^」など、些細な声かけで相手の様子や変化に気付ける事って沢山あります。
一緒に歩いていて、突然相手が「トイレ、行きたい💦」となっても、慌てず素早く携帯用トイレを渡して人目に付かない安全な場所に誘導してあげ、用が済んで相手が戻って来たら、何食わぬ顔で「おかえり^^」と声をかけ、サッとアルコール除菌ウェットシートを渡してあげて下さい。
この一連の動作を流暢に振る舞うことで、あなたの株は高騰間違いなし😉✨
自分自身がしんどかったりする時こそ、一緒にいる人からかけられる言葉って凄く励まされたり、支えになったりします。

人との距離間って何がきっかけで縮まるか分かりません。
ただ一緒に山に登っただけなら、正直そこまで縮まらない場合もあります。
自分の殻が一枚剥がれたと感じた時、相手もそれを受け入れてくれた時、お互いに一歩踏み込めた感覚になるはず。

そのきっかけが、ウ○コかどうかは知らないが。笑

以上、愛の伝道者より。
何この話。笑

予防策はあるけれど、どうにもならない時もある!

事前の予防方法はあります。
相棒の鷲尾に教えてもらったのですが、水分補給や食事は、一気に摂るのではなく細かく分ける。
一気に食事を摂取すると(山頂でお弁当をガッツリとか)、その分胃腸がエネルギーを使い、眠気を催す事も。
実際、学校で午後イチの授業って眠かった記憶、ありませんか?
水分は一気に飲むと、汗か尿で一気に体外へ出てしまいます💦
喉に渇きを感じる前から、こまめに少量ずつ摂取すれば、疲労軽減にもなりますし、尿意を催す事も少なくなるでしょう。
その点では、ハイドレーションシステムは効率的なのかもしれません🤔💡

とはいえ、体質上予防をしてもなかなか効果が無かったり、私のように環境の変化に弱く神経が過敏になってしまうというのは、コントロール出来る事では無いので難しいです。
お腹が痛くなったり、下したりすると、せっかくの景色や山を楽しむ余裕なんて皆無になりますから。
頭の中は「お腹痛い!ウ○コ出そう(;꒪ꈊ꒪;)」しか考えられなくなります。

下品とか言うなよ、事実なんだから(:з っ )っ

マナーやルールをきちんと守って、自分の身体に負担をかけないよう、無理して我慢し過ぎないようにしましょう。
出す物出したら、また山を楽しむ余裕が出来ますから^^

余裕が出来た人間の調子こいた姿。(2019年10月@行者小屋)

Allein-AdlerAllein-Adler

Allein-Adler

登山ガイドと登山女子のちびっこコンビ('ω')(´ω`) 普段は主に関東周辺や八ヶ岳・日本アルプスに出没。 登山ガイドは、WEBメディアでのルートガイドや記事執筆、ガイディング(得意分野は読図)、ネイチャーガイドの育成、登山イベントのパブリシティ取材などで活動。 登山女子はアウトドア業界の著名人へのインタビューや、女性目線での記事執筆、Blog「山あるきへの招待状」を連載中。 マルチに活動する「山の何でも屋」です。

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