インナーファクトの靴下の選び方 。五本指、足袋型、ラウンド型何が違うの?

インナーファクトの靴下には、五本指、足袋型、ラウンド型と3つの足形があります。
丈の長さはショート(くるぶし丈)とミドル(足首丈)。
生地の厚みもノーマルタイプとSkinSocks(スキンソックス)と種類が多い。
それぞれの特徴と何を基準に選んだら良いかを解説させて頂きます。

まず、それぞれの特徴を下記順番に説明します。

  1. 指型:五本指、足袋型、ラウンド型
  2. 厚み:ノーマル、極薄(SkinSocks)
  3. 丈の長さ:ショート丈、ミドル丈
  4. サイズ:S(22~24cm)、M(25~27cm)、L(28~30cm)

【1.指型の特徴と選び方】

インナーファクトの靴下の指型は左から五本指、足袋(たび)型、ラウンド型の3種類があります。

それぞれの特徴を見て行きます。

五本指のメリット

足指一本一本生地で包まれるため、指の谷間の汗などが溜まりにくく最もドライ感を感じられる。
適度に指が開かれる事で地面との接地面積が増える事で体幹バランスの向上が期待出来る。

五本指靴下のデメリット

履きなれていない方や、足が湿っている時は履きにくさを感じる。
幅の狭いシューズを履くと指が広がる分窮屈さを感じる。

足袋型靴下のメリット

五本指靴下に比べて履きやすく、親指の自由度も高くドライ感も感じられやすい。
親指と人差し指部分が分かれる事で「掴む」感覚が養われ、体幹の安定にも効果が期待出来る。

足袋型靴下のデメリット

五本指と比較した際にドライ感は感じにくい。
親指が一番長く作られているため、人差し指が一番長い人には人差し指にストレスを感じる。
※後のサイズ説明で詳しく解説します。
※現在改良中。

ラウンド型靴下のメリット

非常に履きやすく、着脱のストレスを感じ無い。
幅の狭いシューズでも圧迫感を感じにくい。

ラウンド型靴下のデメリット

比較的ドライ感は感じにくく、足のマメやふやけに悩む選手にはお勧めしにくい。
足指が使いにくいので体幹の安定向上などが期待出来ない。

【2.厚みの特徴と選び方】

インナーファクトの靴下には厚みが「ノーマルタイプ」と、極薄の「SkinSocks」の2種類があります。

単純に重さで比較してみました。
左側がノーマルタイプ、右側が極薄のSkinSocksです。

※いずれもショート丈のMサイズで計量しました。

半分とまでは行きませんが、SkinSocksの重さは1円玉が26枚分の重さとなります。
※1円玉1枚の重さが1グラムです。

それぞれのメリットデメリットを見て行きます。

厚みノーマル靴下のメリット

しっかりとした履き心地があり、耐久性が高い。
繊維(ラミー:麻)独自の消臭性の効果も高い

厚みノーマル靴下のデメリット

足裏感覚を敏感に捉えたい方には厚みを感じる。
繊維(ラミー:麻)独特の若干の「硬さ」を感じる履き心地。

SkinSocksのメリット

非常にしなやかで履きやすく、履き心地も柔らかく気持ちがいい。
非常に乾きやすく高いドライ感を感じやすい

SkinSocksのデメリット

薄いが故に耐久性が劣ってしまうので、トレイルランなどで「黒爪」になりやすい人は早期に穴が開く可能性がある。
生地が薄くなる分使用している繊維も少ないため、消臭性が落ちてしまう。
※耐久性に関してユーザーアンケートで穴が空くまでの走行距離をヒアリング。
→長い人で700kmオーバー、短い人で100kmと数kmで穴が空いた。
 平均で400km前後で穴が空く可能性があるが、Skinsocksならではしなやかな履き心地はリピーターが一番多い。

【3.丈の長さの特徴と選び方】

インナーファクトの靴下にはくるぶし丈の「ショート」と、足首丈の「ミドル」の2種類があります。
下記画像の左側がショート、右側がミドルです。

それぞれのメリットデメリットを見て行きます。

ショート丈のメリット

くるぶしが隠れる長さで、シューズの縁などで足首が干渉するスレが予防できる長さ。
夏場などの気温の高いシチュエーションでもストレスになりにくいです。

ショート丈のデメリット

足首の細い人が履くとくるぶしとアキレス腱部分の隙間が出来てしまい小石などが入ることがある。
冬場などタイツを履く際には隙間ができ隙間日焼けや、足首の冷えを感じることも。

ミドル丈のメリット

足首がしっかり隠れる長さなので隙間ができず小石などが入らない。
トレイルでの足首の汚れや、草木での怪我予防にも。
タイツを履いても隙間が出来ないので、日焼けや寒さ対策にもなる。

ミドル丈のデメリット

長さがあるため足が細い人は足首部分にシワがよることも。
夏場など気温が高いシーンでは暑さを感じストレスになることも。

【4.サイズの選び方】

インナーファクトの靴下はサイズ展開が以下の3種類です。

  • Sサイズ:22-24cm
  • Mサイズ:25-27cm
  • Lサイズ:28-30cm

一番多く頂く質問は「25cmの場合はSサイズとMサイズのどちらにしたら良いか?」です。
結論から言うとワンサイズ大きめのMサイズをお勧めします。

理由は、足のサイズ以上に「足指のストレス」の感じにくさが重要だからです。
Sサイズを選んでも履くことはできますが、足指が窮屈に感じるかと思います。

まず最初に確認して頂きたいのが足の実寸。 

インナーファクトの靴下は足の実寸ベースでサイズ展開をしています。
ですので、まずは足の実寸がわからない方は上図の様に踵から足指のいちばん長いところの長さを測ってみて下さい。
特に、親指よりも人差し指の方が長い方はワンサイズ大きいサイズでないと、人差し指が窮屈に感じやすくなります。

一般的に足指の形状は下記3種類あると言われています。

今までは親指がいちばん長いエジプト型が日本人はいちばん多いと言われていました。
しかし、ここ最近では人差し指がいちばん長いギリシャ型の方が多い様に感じます。

現時点ではインナーファクトの靴下は(どのメーカー様も同じかと思いますが)、エジプト型に対応した靴下になっています。
ですので、現状の靴下は親指よりも人差し指部分の方が短い為、人差し指が長い方はサイズを選ぶ際に注意が必要です。
今後、ギリシャ型にも対応した靴下を作るか、どの指型にも対応できる様に伸縮性を高く持たせるか何かしらの対処をしていきたいと思います。

また、インナーファクトの靴下は繊維特性上洗濯を繰り返すと縮みが発生します。
その為、新品時は縮みを考慮して大きめに作っている為、購入直後は指先に余りを感じるかも知れません。
こちらに関しましては、数回使用するとサイズの表記通りのフィット感になりますのでご安心下さい。

何かしらご不明点などございましたらお気軽にご連絡ください。

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