インナーファクトとしてブース出展する際に色々と補給食も販売してるけど、その時に一番オススメしてるのがこのSTC。
金額は一本500円中盤から700円台まであるから補給食としてはなかなか高額!
そんなSTCがどういいのかを簡単に首藤的目線で説明していきます。
他の製品と比較してどうこういうのはあまり好きでは無いし、極論どんなにいい補給食でもその人に合う合わないがあるのでまずは色々試してみることが大事かと。
個人的に新しいものを使ってみるのも楽しみの一つだと考えてるので。
目次
STCってなに?
STCはフランスが本社の補給食で、配合されるビタミンなどの成分は全て自然由来原料です。
有効成分を単純に突っ込んでいるのではなく、消費しやすい量で体内に吸収されやすい粒子サイズとスポーツ生理学や生物学的に計算され配合されています。
また、全製品がアンチドーピング規定に準拠しており、本国フランスではオリンピックなどに出る選手に支持されている製品なのでそもそもの製品レベルが物凄く高レベルです。
足つり予防にはこれ「NO CRAMP」
一番よく売れているのがこの足つり対策の「NO CRAMP」。
エネルギー:74 kcal タンパク質:0 g 脂質: 0 g 炭水化物:18.5 g うち糖質12.4 g(ブドウ糖5.8 g、麦芽糖6.6 gを含む) ナトリウム: 100 mg 食塩相当量: 0.254 g マグネシウム:56mg
※グルテンフリー
単純にマグネシウムの量を見ると多いわけでは無いけど、NO CRAMPには「Powergrape」という優れた酸素保持能力を持つ成分が配合されており、高い抗酸化能力を持ちます。
足つりというと、電解質不足がよく言われますが、それ以外にも筋肉が酸欠を起こすことでも足つりは発生します。
足つりの要因は多岐にわたるので、マグネシウムなど電解質形ちゃんととってるけどつるんだよな・・・、という人は是非「NO CRAMP」を試してみて下さい!
摂取目安は50分〜1時間に一本ですが、僕はスタート直前に一本取って、即効性も高いので足に違和感を覚えたタイミングで摂っても僕の場合は落ち着きました。
即効性と持続性を兼ね備えた「CD-SPRINT」
レース中に継続的に摂取するジェルはこのCD-SPRINT。
エネルギー:74 kcal タンパク質:0 g 脂質: 0 g 炭水化物:18.5 gうち糖質12 g(ブドウ糖5.6 g、麦芽糖6.4 g)、多糖類6.5 gを含む ナトリウム: 100 mg食塩相当量: 0.254 g 複合抽出物(高麗人参、コーラ、プロポリス、生姜):120 mg カフェイン:30 mg
※グルテンフリー
このジェルの特徴は吸収速度が違う、単糖類、二糖類、多糖類がそれぞれ配合されている事。
補給食はカロリーに目が行きがちだけど、このCD-SPRINTはそれぞれの糖類で吸収速度を計算し配合しているので見た目のカロリーよりも効果が長持ち。
また、高麗人参エキスが滋養強壮と血行改善をしてくれるので内臓疲労を緩和してくれる期待ができます。
カフェインも配合されているけど、一般的なカフェイン推しの補給食からしたらこれも少なそうな数値。
ただ、そこは同様の効果(興奮作用、空腹感の抑制)が得られる「コーラエキス」を配合する事でカバー。
カフェイン高配合のジェルを取ると吐き気や胃腸トラブルを起こす人もいるけどこれならいける!という人も多いです。
個人的にはレモンミントがサラッとしてるしさっぱりしてるので摂取しやすい!
レモンミントだけクエン酸も配合されてるから回復効果はより高いですし。
超回復のBCAA
BCAAは筋繊維の超回復で有名ですが、実は集中力維持にも効果大。
血中のBCAA 濃度が下がると集中力が欠けた状態になることがわかっているので、マーキングの見落とし予防にもなるかも!
エネルギー:60 kcal タンパク質:0.5 g 脂質: 0 g 炭水化物:14 gうち糖質4.4g、ナトリウム52 mg食塩相当量: 0.13g BCAA500mg、 カフェイン:3 mg
※グルテンフリー
このジェルは味がなかなか特徴的なしっかりミント味!!
よく歯磨き粉の味と言われるけど、意外とロングレースの中盤以降ジェルの甘さがきつくなったときに飲むと抵抗感なくいけます!
ジェルと言ったけど正確にはリキッドタイプでサラッとしてるので飲みやすさもGOOD。
BCAAは疲労感の回復と筋肉痛の抑制も効果があるので高強度の大会や練習に特にオススメです!
悪魔のジェルこと「LAST km」
関西のとある治療家兼ランナーさんが始めた「ラスキロ祭り」から「悪魔のジェル」とうたわれ始めた「LAST km」。
エネルギー:71kcal タンパク質:0.5g 脂質: 0 g 炭水化物:17 gうち糖質12 g、ナトリウム: 100 mg食塩相当量: 0.254 g
※グルテンフリー
このジェルの注意点としては「ラスト30分専用」というところ。
どういうことかというと、体内の酸素と糖質をBeet’4Perfという成分が結びつけて、一気にエネルギーに変えてくれます!
なので、LAST kmを摂取する30分以内に必ず糖質を補給している必要があります!
ラストスパート用として試してみましょう!!
容れ物が他のジェルと似てるから、マスキングテープを貼ったり何かわかる目印をつけることをお勧めします。
消化吸収の早いバー「IRON FORCE BAR(アイアンフォースバー)」
摂取後15分で50%を吸収することができる「IRON FORCE BAR(アイアンフォースバー)」!
エネルギー:201 kcal、タンパク質:8.6 g(BCAA:1,800 mg含む)、脂質: 5.5 g、炭水化物:30.1 g、食物繊維:0.6 g、ナトリウム: 200 mg、 食塩相当量: 0.508 g、 カリウム:263 mg、クレアチン:500 mg、タウリン50 mg、ビタミンB1:0.5 mg
※ 合成着色料・化学調味料・砂糖は含まれておりません。
精神疲労、脳疲労、肝臓機能修復を期待できる「タウリン」、筋繊維の超回復「BCAA」が配合されているのでレース中盤以降にもってこいのバーです。
個人的にはレース30分前くらいに1本、あとは中盤と後半に1本ずつというイメージで摂ってます。
食感の良いライスパフと焙煎したナッツが入っているので食べ応えもあります。
ロングレースにはこのバー「VO2 MAX BAR」
「噛む」ことを目的にした食べ応えのある「VO2 MAX BAR」。
エネルギー:179 kcal、タンパク質:10.8 g、脂質: 5.0 g、炭水化物:22.5 g、食物繊維:1.3 g、ナトリウム: 100 mg、 食塩相当量: 0.254 g、
※ 合成着色料・化学調味料・砂糖は含まれておりません。
ジェルだけの使用で胃腸トラブルを経験したことある人には是非試して欲しいバー!
一時期、固形物は消化にエネルギーを使ったり、内容物が揺れて胃腸トラブルになりやすいという理由で敬遠されていたことも・・・。
ただ、ここ最近欧州レースではあえてリアルフードを中心に取る選手やバーを中心にする選手が増えてきているらしい。
その理由は「噛む」ことで唾液を出し、胃腸を働かせる為。
胃腸トラブルが起きるとエネルギーが生み出されず、体温も下がってきます。
そこでしっかりと胃腸を働かせることでエネルギーと体温を生み出させ、トラブル抑制の期待が。
特にこの「VO2 MAX BAR」は粘度が高くゆっくり噛みながら食べることを目的にしています。
ジェル中心で胃腸トラブルに悩んでいる人は思い切ってバーに切り替えてみるのも一つの手かと。
味はチョコとバナナがあるけど個人的には甘すぎないバナナが好きかな。
補給食も味重視派には「VEGAN BAR(ヴィーガンバー)」
単純に美味しく補給できてオススメなのがこの「VEGAN BAR(ヴィーガンバー)」。
エネルギー:176 kcal、タンパク質:5.4 g、脂質: 10 g、炭水化物:15 g、食物繊維:2.4 g、ナトリウム: 20 mg、 食塩相当量: 0.05 g、
※ グルテンフリー、合成着色料・化学調味料も含まれておりません。
ナッツやかぼちゃの種、ひまわりの種といった種子類の食感が食べ応えを与えてくれて、甘さも控えめな個人的に一押しのバー。
個人的には食物繊維が含まれる種子類が入ってて消化に結構エネルギー使うので、ロングレースよりかはショートやミドル(比較的に短めの)のレースで使ってます。
ただ、美味しいのでたまにお腹が減っただけの時にもつまんでしまう高級なお菓子と化すことも・・・。
まとめ
最初にも書きましたが、ギア関係もそうだけど誰にでも100%オススメ!!というものはありません。
まずは自分で試して合うかどうかをチャレンジしてみて、その上で何が合わなかったのかを考えることが大事だと思っています。
成分的に専門用語つらつら並べて書くこともできるけど、端的にここがオススメですよっという感じで書くのが自分流なのです。
ちなみにブースだけじゃなくwebショップからでも注文できます。
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