バークレーマラソンズのサポートに行くと、いくらかかるのか?【実額全公開】

2026年2月、アスリート社員のだーまえさんがバークレーマラソンズに出走しました。

場所はアメリカ・テネシー州のフローズンヘッド州立公園(Frozen Head State Park)。僕は10日間、サポートとして帯同してきたのでその記録を残します。

だーまえさんとの海外遠征帯同は、2025年10月のBig’s Backyard ultra以来2回目です。前回の反省を活かせるならということで、今回も手を挙げました。

この記事は、サポートを依頼したいと思っている選手や、サポートとして帯同しようと思っている方向けの記事になります。

ですので、この記事で扱うのは費用やスケジュール、現地での動きやトラブルなどになります。レースの内容や戦略の話には触れずあくまで「支える側・段取りする側」の視点で書きます。

まずは結論。バークレーマラソンズのサポート帯同にいくらかかったか

先に総額を出しておくと、僕1人分で751,199円でした。

ただしこの中には、往復のビジネスクラスへの入札アップグレード320,000円が入ってるので、ここを削れば431,199円まで下がります。

内訳は記事の最後にまとめました。先に見たい方は「かかった費用総額」まで飛んでください。

スケジュールと、いつ何を予約したか

現地スケジュールはこんな感じ。

  • 2026年2月8日(日) 広島空港発
  • 2月8日(日) ナッシュビル空港着、そのままオークリッジ(Oak Ridge)へ移動
  • 2月8日〜2月17日 オークリッジの民泊に9泊
  • 2月17日(火) ナッシュビル空港近くのホテルに1泊
  • 2月18日(水) ナッシュビル空港発
  • 2月19日(木) 20:05 広島空港着

予約したタイミングは下記です。

  • 航空券:2025年11月26日(出発の約2ヶ月半前)
  • 民泊(Airbnb):2026年1月2日
  • レンタカー:QEEQ.COM経由で2026年1月2日

民泊は1ヶ月前くらいになると新しい物件が出てくるので、キャンセル無料期間中は細かく物件情報を見るようにしています。

レンタカーはサイトで予約したドンピシャの車が割り当てられないことも多く、「それに近い車種」の予約になるから注意です。
荷物などの兼ね合いでマストでその車種にする必要がある場合は必ず予約後にその旨を別途連絡したほうが良いです。

航空券|広島からナッシュビルまで279,170円

JALで広島発ナッシュビル着の通し券を取りました。
運賃はEconomy Special Saver。

  • 大人1名 210,000円
  • 税金・燃油特別付加運賃など 69,170円
  • 合計 279,170円

乗り継ぎはこんな構成。

区間便名時刻
広島→羽田JL25207:45→09:05
羽田→シカゴJL1010:50→07:35(11時間45分)
シカゴ→ナッシュビルJL7310(アメリカン航空運航)11:43→13:26
ナッシュビル→ダラスJL7299(アメリカン航空運航)06:36→08:56
ダラス→羽田JL1110:45→15:25+1(13時間40分)
羽田→広島JL26518:30→20:05

往路の合計所要時間が20時間41分、復路が22時間29分。丸1日近く移動している計算です。
ちなみに行きはトラブル続きでもっと時間かかってますけどねぇぇぇぇ!!!!!!

入札アップグレードで、片道16万でビジネスに乗れた

今回は往路・復路ともに最安値の入札アップグレードが通りました。金額は片道160,000円、往復で320,000円です。

入札アップグレードというのは、エコノミーで買った席に対して「この金額ならビジネスにアップグレードしたい」と自分で金額を提示する仕組なんだけどJALだけの仕組みなのかな?空席状況次第で通ります。

今回は最安値ラインで通ったので、かなりお得に乗れた方だと思います。
20時間移動して着いた日にそのまま3時間運転するなら、ビジネスは強烈におすすめです。
ただ、320,000円は誰にでも勧められる金額ではないのでここは完全に予算との相談ですねw

ちなみに今回アップグレードしたのは僕だけで、だーまえさんは往復エコノミーです。

エコノミーなら、一番後ろの席もおすすめ

だーまえさんの席は事前に機体一番後ろの席を指定しました。
トランジットに時間的な余裕がある場合はこれは真似する価値があります。

僕が思う一番後ろの席のメリットは、こんな感じ。

  • 後ろに席がないので、気にせずリクライニングできる
  • 後方は空いていることが多く、隣に人が来ない可能性が高い
  • 運が良ければ3人席で横になれる
  • トイレが近い
  • ギャレースペースがあるので、体が固まったときにすぐ体操できる

プレミアムエコノミーを取るより、エコノミーの一番後ろの方が全然楽に過ごせます。

唯一のデメリットは、必然的に降りるのと入国審査が最後になること。
これが今回のトランジットで効いてくるんですが、その話は後述します。

でも機体によっては後ろから出れることもあるのでその場合はラッキー♪

宿泊①|オークリッジの民泊は9泊で186,017円

バークレーマラソンズの会場はフローズンヘッド州立公園。
その近くで泊まれる街を探した結果、会場最寄りのオークリッジという小さな街に決めました。

Airbnbで一軒家をまるまる借りて、9泊で186,017円。

  • 17,371円 × 9泊 = 156,337円
  • 週割(※) -20,581円
  • Airbnbサービス料 22,787円
  • 税金 27,474円
  • 合計 186,017円(2名で割ると93,009円/人)

※週割:長期予約すると適用される割引。

民泊物件を選ぶときにマストで見ている部分

  • 寝室が人数分あること:選手の睡眠の質優先
  • バス・トイレが2つ以上あること:生活時間がズレても待ちが発生しない
  • 洗濯機と乾燥機があること:遠征の荷物量が一気に減る
  • キッチンで自炊できる:外食だけで乗り切るのはしんどい
  • 会場まで車で30分圏内であること:遠いと体が固まるし早起きする必要も

今回の物件は、寝室3部屋のバス&トイレ2つ、フルキッチン完備で洗濯機と乾燥機もあったのでパーフェクト!
日本でいう広めの3LDKの間取りでした。

建物自体は築30〜40年はありそうな古さだったけどオーナーさんが相当きれいに管理していて、埃も水回りのカビもまったく見当たらず。
潔癖症持ちの人は写真は細かくみたほうが良いです。
あんまり部屋の写真を載せてないところはオーナーがめんどくさがりだったりするので、部屋の掃除もお察しレベルの想定ができます。

洗濯機と乾燥機があると毎日洗濯もでき、遠征で持っていく衣類の量を減らせるので、これはマストで見た方がベターです。
大会前にも軽くジョグに行ったりなどで汗もかくので細かく洗濯できるのは本当に助かります。

ただ、バスタブがなかった。。。

ここは僕の確認ミス。
直前に抑えていてキャンセルした物件が浴槽ありだったのでその情報と混同してた・・・。
だーまえさんはお風呂に浸かりたいタイプなので申し訳ない><

アメリカはバスタブに浸かる文化ではないので、ある方がラッキーくらいの認識で見ておいた方がいいのかな?
でも前回のBigsバックヤードウルトラの時はあったんだけどなw

あと、ボディソープの備え付けがなく、現地でシャンプー&コンディショナー&ボディソープが一体になった3in1を買って対応。

結果的に匂いも悪くなく問題なかったんですが、事前にアメニティの有無は確認しておきましょう。
洗濯洗剤はかなり匂いが強いものが多いので、香りが強いのが苦手な人は洗剤系は持参したほうが良いですね。

宿泊②|帰国前夜はナッシュビル空港近くのホテル

大会終了して民泊をチェックアウトした日は翌日早朝フライト便に備えて、ナッシュビル空港近くの「ソネスタ セレクト ナッシュビル エアポート スイーツ(Sonesta Select Nashville Airport Suites)」に泊まりました。
前回のBig’s Backyard ultraのときと同じホテル。

  • 2部屋 × 1泊 37,544円(2名で割ると18,772円/人)

空港近くのホテルを取る理由は、スケジュールの動線。
民泊チェックアウト後のスケジュールはこんな感じ。

  1. 先にホテルにチェックインして、荷物を全部置く
  2. 身軽な状態でレンタカーを空港に返す
  3. シャトルバスでホテルに戻る

帰国便が朝6:36発だったので、前泊は必須。
オークリッジからだと車でノンストップで3時間かかるし早朝にレンタカー返却対応していない会社だったので。

荷物を持ったままレンタカーを返しに行ってホテルまで移動するのは面倒なので、先にホテルに行って荷物を下ろしたほうが楽。

後述しますがホテルの無料シャトルバスは、あてにしすぎない方がいいですw

現地の移動|レンタカーは9日間で80,496円

QEEQ.COM経由で予約しました。
ナッシュビル空港で借りて、ナッシュビル空港で返す形。

  • 車種・ピックアップトラック(AT/4席/4WD・AWD)
  • 期間・2月8日(日)14:30〜2月17日(火)14:00(9日間)
  • 走行距離無制限/満タン返し
  • 料金 80,496円(2名で割ると40,248円/人)

前月に大寒波が来ていた2月のテネシーで、しかも州立公園の未舗装路に入る可能性があったので、4WDを指定しました。
結果的には雪もほとんど溶けてて公園内も普通の道路のみだったから4WDである必要はなかったけど。

大会の時に使うテントを現地の人に借りられる話になっていたので大きめのテントも載せられるようにピックアップトラックを借りました。

アメリカの高速道路には、日本のようなサービスエリアがない

これは走ってみて初めて知ったけど基本はフリーウェイで、日本のように高速に乗るのにお金が必要な場面がありませんでした。
州やその高速道路にもよるんだろうけど今回の道中は高速の入り口にゲートなどはなかったです。

高速道路中にSAは無く高速の降り口の手前に看板があり、「次の出口にはこのガソリンスタンドがある」「この飲食チェーンがある」という案内があるので必要に応じて都度高速から降りてまた乗り直す流れでした。

途中で寄ったガソリンスタンドが、日本のサービスエリアみたいな大きさで面白かった。
給油して、トイレに行って、買い物までできます。

2時間走ったら降りて休憩、くらいのペースで組んでおくと安心かなと。

知らないと1時間ズレる。テネシー州内の時差

今回いちばん驚いたのがこれ!
同じテネシー州の中に、時間の境界線がありました。

ナッシュビル空港からオークリッジまでは、高速を使って約3時間の距離。
17時にナッシュビル空港を出たので、休憩込みで20時半くらいには着くだろうと思っていました。

途中のガソリンスタンドで休憩して、車に戻ってGoogleマップを見たら、到着予定が21時半になってて「おや?」っと。

「そんなにゆっくり運転していないし、長く休憩もしていない。おかしいな?」と思いつつ、そのまま走りました。

宿に着いて嫁に連絡しようとしたときに、事前に調べてた日本との時差が13時間のはずなのに14時間になっていて「あ、もしかして途中で時間変わるのか?」と調べてわかりましたw

前回、2025年10月にBig’s Backyard ultraで来たときは、ナッシュビル近郊のマーフリーズボロに泊まっていて、時差は13時間でした。

今回もそこから移動距離は300〜400kmいかないくらいで、日本でも300kmや400kmは普通に車で移動するし、同じ州内だからまさか時間の変更線があるとは。

アメリカ国内を車で長距離移動するなら、出発前に到着地のタイムゾーンを必ず確認しましょう。
同じ州内でも変わるところもあるようなのでw

民泊はチェックインの時間指定があることもあるので、チェックインできないとかになるとかなり困ることになります。

買い物事情|Kroger(クローガー:スーパーマーケット)で買えるもの、買えないもの

買い出しはKroger(クローガー)を使いました。
前回のBig’s Backyard ultraでも同じチェーン。

日本人の感覚で行くと、たぶん一度ガッカリします。
理由は下記。

  • 惣菜がほぼない:あるにはあるけど日本のお弁当のようなものはない
  • 米がない:お米の文化ではないので当然ない
  • 量が多い:フライドチキンもサラダも、1パックがとにかくでかい
  • 不慣れな味付け:濃いシーザードレッシングやBBQソースで和えられている

初日は炭水化物が欲しくてラップサンドを買いました。ケンタッキーのツイスターやメキシカンのブリトーみたいなやつ。

これが不味かった、、、。
生地が分厚くて、味がチーズとレタスだけで味が単調。
付属のソースも甘いBBQソース味で、正直しんどかったです。

食材はまとめ買いしない。毎日、必要な分だけ買う

今回の買い出しの1番の学びはこれ!!

アメリカは野菜ひとつとってもサイズがでかい!
「これくらい使うだろ」で買うと、男2人では絶対に食べ切れない、、、。

なので、「まとめ買いはせずほぼ毎日買い物に行って、必要な量を最小限だけ買う」をお勧め。

今回はだーまえさんが試走に出ている時間帯が、そのまま買い出しの時間になったので、送迎とセットで組むと効率が良かったです。

調味料と細かな調理器具、全部持っていきましょう

これは前回のBig’s Backyard ultraの反省です。
あのときは調味料を持っていかなくて失敗しました。

現地にも売ってはいるけどただ砂糖が1kg単位だったり、塩も同じような感じで、9泊で使い切れる量ではない。
味噌もキッコーマンの醤油もあるけど微妙に味が違う。
なので今回は酢以外の「さしすせそ」を全部日本から持参

一番持参して良かったのが粉末の出汁
味噌汁を作るときに、出汁がないと味気なく感じるのでこれ持っていって正解。
選手が食べ慣れた和食を出せる状態を作っておくのは、サポートの仕事のひとつだと思っています。

あと、大さじや小さじ、菜箸やお玉や木べらなど料理に使う小物も持って行った方が良い!

フライパンとか大物はあるけど、小物の調理器具はないところが多いので。

OD缶が買えない。ウォルマート2店舗をハズして2時間半

大会時のキャンプ用にお湯を沸かすガス缶を買いに行ったけどここが一番トラップだった。

前回Big’s Backyard ultraのときにはウォルマートでOD缶を購入できたので、近所のウォルマートへ。
・・・無いのよ!!ガス缶はあるけどプロパン缶で接合部の口が合わない!!
近くのスーパーにもない、、、。
しょうがないので車で30分かけて隣町のウォルマートへ。

ウォルマートは日本でいうコストコくらいの広さ。どこに何があるか探すだけで時間がかかり、しかもカートが日本の倍以上でかい!
広い店内をでかいカートを押して歩き回って、結局無し。
だーまえさんが店員さんに聞いてくれても「プロパンならあるけど」と言われて終わりました。

2店舗ハズしてもうウォルマートは信用ならん!と、登山用品店をGoogleマップで探したけど、それがさらに隣町でそこから車で30分。
着いてみたら中古アパレル中心のリサイクルショップみたいな店で、ギアがほとんどない。
もうダメかと思って店内を見回したら、OD缶が5〜6個だけあった(泣)

OD缶を1つ買うのに2時間半。
本来この日はゆっくり過ごすつもりだったのに疲れた。。。

OD缶は航空機に持ち込め無いから現地調達しか手はなので、下記は事前にやっておきましょう。

  • 会場周辺にアウトドア専門店があるか、Googleマップで先に調べておく
  • ウォルマートなどの量販店をあてにしない(プロパンしかない可能性が高い)
  • バーナーをプロパン缶でも使える構成にしておく、または変換アダプターを持っていく
  • 買い出しは「トラブルに備えて移動時間込みで半日かかる」前提でスケジュールを空けておく

キャンプインからスタートまでの流れ

バークレーマラソンズは会場でのキャンプが基本。

当日の流れはこんな感じ。

  1. 朝9時にキャンプ地に到着。
  2. 駐車場の場所を確認。テントは好きなところに張っていいとのこと
  3. テント設営、昼食、その他の準備
  4. 13時ごろに大会のマップが配られる
  5. 21〜22時ごろにスタートまで仮眠

受付の場所や時間は、事前情報がかなりアバウトなので余裕を持って現地入りして柔軟に動けるようにしておくのがベター。

テントは、コースが見える位置に張りましょう

今回は早く現地入りできたのでコースのすぐ横、チェックポイントから20〜30mの位置にテントを張れました。

この位置だと、選手が走ってくるのがテントから見えます。

おかげで待機中はずっとテントの中にいられるし選手をの視認も出来る。今回は途中から雨も降ったのでサポートの消耗が全然違います。

テントを張ったらテント内の動線を考えてレイアウト。
テントに入って右側をだーまえさんの活動エリア、左側にサポートエリアと区分けして荷物も配置。

スタートは、いつなのかわからない

バークレーマラソンズはスタート1時間前に合図のホラ貝が吹かれます。
難しいのが「深夜0時から翌日のお昼12時までの間に吹かれる」という誰もスタート時間がわからない。

つまり、いつ吹かれるかわからない&ほら貝の音の大きさもわからないまま深夜0時から待機。
今回は朝5時にホラ貝が鳴り、その1時間後の6時にスタート。

「だーまえさんは寝てるから俺がほら貝の音を聞き逃すなんてあってはならぬ!」と気を張ってたけどなんだかんだほら貝の音はかなり大きくてその心配はなかったw

ちなみに会場は氷点下になるかならないかギリギリの寒さになるのでかなり冷えます。
僕は極寒冷地用のシュラフを持って行ってたのでそれにくるまって椅子に座ってほら貝が鳴るまで耐えてました。

サポートの実務|選手が帰ってくるまでの時間をどう使ったか

事前の想定は10〜12時間で1周、つまり16時ごろに戻ってきて巻いても15時くらいの予想だった。
なので15時に間に合うよう準備する計画を立てていました。

レース初日の流れはこんな感じ。

  • 6:00:スタートを見送る
  • 7:00 :テント内を整理整頓
  • 〜10:00:だーまえさんのコットを借りて仮眠
  • 〜12:00:うだうだ、読書、スマホゲーム
  • 14:00:調理開始
  • 14:30:サポート物資の準備完了
  • 15:00〜24:00:ひたすら待機

14時から準備したサポート物資

テント内は狭いのでテーブルの上などは整理整頓してどこに何を置くかは定位置管理してました。

だーまえさんへの補給物資で用意したのは下記。

  • おにぎり5個:メスティンで米1合を炊いて、半分を別容器に移して寿司太郎で混ぜてラップで握る
  • 白米:残り半分はメスティンに入れたままタオルで巻いて保温
  • :持参した鍋の素で一人鍋を作り、魔法瓶に入れて保温
  • :ソフトフラスコ2本に500mlずつ
  • ドリンク:ミルクティー、コーラ缶、レッドブル缶

今回の反省点は持っていったメスティンが小型で、1合でパンパン。

1.5合炊ける容量があれば、おにぎりをもっと作れたし、自分の分の米も炊けたのに。。。クッカー系は、選手の分と自分の分を同時に作れるサイズがお勧め!

ちなみに僕の食事は、スーパーで買ったパンにアーモンドペーストを塗ったやつです。これが美味しかったので、あとはポテチをつまんで過ごしました。

逆に持っていって良かったのはキッチンペーパーとウェットティッシュ。

水道設備はないので使ったものを効率よく綺麗にできるのは気持ちがいい!

受け渡しは「パッと出せる」状態で置いておく

事前の打ち合わせでだーまえさんからは「テントに入らずチェックポイントでサポートを受けてすぐ出たい」という希望を受けていた。

ピット時間は短縮したい意向だったので、チェックポイントに戻ってくるだーまえさんを目視できたらすぐに移動しサポート行為ができるように「こっちのバッグにはだーまえさんのザックに詰め替える物を」「こっちのバッグにはここで食べたり使用する消耗品を」としっかり整理整頓して分けてイメトレしながら準備。

選手が到着してから準備を始めたらピット時間が長くなるので、少しでも選手にストレスを与えることなく迅速にサポートすることは大事。

結果と、待っている側の心境

当初の予定タイムの15時を過ぎ16時、17時と経っても戻っこない。
18時を回って外が暗くなり、19時、20時。。。

だーまえさんがレースで想定タイムから大きく遅れることは過去になかったので色々不安になってくる。

ただ、その時間帯でもまだ10人もチェックポイントに戻ってきていなかったのと、難しいコースだというのもわかっていたのでまぁ大丈夫だろうという気持ちの方が強かった。

万が一のときに運営へどう聞けばいいかだけ、翻訳機で翻訳してメモ帳にコピペはしておいたけどw

選手が戻ってくると、周囲から歓迎の声が上がるので、その声が聞こえたらテントを出て、だーまえさんかどうかを確認する。
「違う・・・。」これを何度も繰り返した。

結局、だーまえさんが戻ってきたのは24時過ぎ。
戻ってきて一言目が「楽しかった♪」だったので、それを聞いてホッとした。

バークレーマラソンズは1loop目は13時間半以内に戻る必要がある。
この時点で次の周回は無く、だーまえさんの1stバークレーは1loop未完で終了となりました。

トラブル発生/失敗談

今回は行きのフライト前からトラブル盛りだくさん!!
順番に紹介。

1. 出発日が大雪。高速が全線通行止めになった

2月8日の広島は珍しく大雪で朝の気温はマイナス4度。

だーまえさんと会社の事務所に集合した30分後には高速が通行止めになった。
余裕を持ったスケジュール組んでて良かった!

2. 羽田で3時間半、機内に閉じ込められた

広島から羽田までは問題なく飛んだけど問題は羽田!

まず、羽田に着陸したときには大雪で多くの飛行機がフライト見合わせ。
おかげで駐機場がなかなか空かず、着陸したけど飛行機内で1時間から1時間半待つことに。

トランジットは2時間くらいあったけどようやく飛行機を降りてターミナル移動のバスに乗った段階で、次のフライトの20分前。
しかもバス移動に20分。

計算上、ターミナルに着いた瞬間に飛んでいる時間帯。
羽田に着陸して機内で待っている間ずっとフライト情報を見てたけど、次乗る予定のシカゴ行きの便は「定刻通り」と出ていて、「さすがにこんなに他のも飛んで無いんだから大丈夫でしょ。」と思いつつもやっぱり不安。

結果、やはり遅れが発生していてターミナルに着いたらちょうど搭乗開始のタイミングでした。

無事搭乗できたけどやっぱりなかなか飛ばない!
どうやら機体に雪や氷が付かないようにする作業があるらしい。
氷が付くと空力的な抵抗が生まれて安全運行や燃費に響くらしく、この順番待ちが大渋滞。。。

機内アナウンスでも「いつ施工されるかまだわからない」と言われて、結局機内で3時間半待機。

3. シカゴのトランジットに間に合わなかった

シカゴでは4時間のトランジット余裕があったけど羽田からのフライトが3時間半遅れたので、実質30分しか残らない。

飛行中に少し時間を巻いてくれて、乗り継ぎの1時間前にはシカゴに到着。
ただ、アメリカの乗り継ぎは入国審査後に日本で預けた荷物を一度受け取って再度預け直し、保安検査をもう一度受ける必要がある。
どんなに早くても30分以上かかるよね。

僕はビジネスクラスでプライオリティタグが付いていたので荷物も早く出たけど、だーまえさんはエコノミーの一番後ろの席。
ここで前述の「一番後ろの席」のデメリットが発生。
降りるのも入国審査も最後w

合流して荷物を一度ピックアップしトランジット予定のアメリカン航空のカウンターへ。
「これ間に合いますか」と聞いたら、即答で「無理」と言われ1時間半後の便に振り替え。

もうこうなると焦ってもしょうがないのでなるようになるさ、という気持ちでいれるのは大切。
最悪翌日の便になってもレースには支障ないし。
焦ると何かしらミスるのでやっぱり余裕を持ったスケジュールで旅程を組むのは大切だなと心の底から思った。

結果、その振替便もさらに30分遅れて、結局2時間後の出発。
ナッシュビルには予定から2時間半遅れた16時に到着。

4. テントの暖用のプロパン缶を外に置いて、深夜にストーブが止まる

大会初日の夜、これが本当にきつかった。
だーまえさんはコットで寝てたけど、僕は椅子に座った状態だったのでそもそも寝づらい。

そこでさらにストーブが止まり極寒に。
原因はプロパンのガス缶を外に出していたこと。

外気温はおそらく1〜2度。
テントの結露は凍っていなかったので0度は下回っていなかったかと。

ガス缶は使うと一気に冷え、そこに外の寒さが加わり缶が冷え切り、出力が落ちて深夜2時ごろに止まりました。
途中で「自分もシュラフ持ってたじゃん」と気づいてシュラフにくるまり、そこからようやく寒さに耐えられた。

5. 借りたテントの縫い目から雨が入ってきた

レース当日の19時から20時ごろ、雨が降り出した。

今回のテントは借り物でそこそこ使い込まれていて、生地の縫製の縫い目が広がっていた。
穴というほどではないけど日中は外の光が見えるくらいの隙間が何箇所も。

よく見ると周りのテントは設営時にグランドシートを天井に被せてたので「そういうことか!!」と、経験の差を感じさせられた。

こういうことは事前に想定できることだからシームテープを持っていけば良かったなとその時に後悔。

6. コインパーキングの決済でSMSが受け取れなかった

帰国前日、観光も兼ねてナッシュビルのランニングショップに寄るためコインパーキングに駐車。
前払い制で、看板のQRコードを読み取ってクレジットカードで払う方式だったけど、自宅の住所や電話番号の入力を求められる。

住所はホテルの住所を入れるとして、電話番号は今回使っていたeSIMは番号を発行していないタイプで承認ができない。
どうするかなと思ってよく見たら、20分までは無料と書いてありサクッと店に入ってパパッと中を見て15分ほどで出庫する羽目に。

7. ホテルのシャトルバスには要注意

レンタカーを返却したあと、空港でホテルのシャトルバスを待つも40分ほど待っても来ない。
諦めてUberを呼んでホテルへ。

逆に帰国当日のホテルから空港のシャトルバスの時間がシビアだった。
前日にフロントで確認した時には「4時発だから10分前にはロビーに集合して」と案内されていたので3時40分にロビーへ降りたらもうバスが来ていて、出発する雰囲気。

だーまえさんも僕も早めに行動するタイプだから間に合ったけど時間ギリに来てたら間に合わなかった。

かかった費用総額

僕1人分の実額です。
共有した費用は一人当たり換算も入れています。

項目実額一人当たり
航空券(広島〜ナッシュビル往復・JAL)279,170円279,170円
ビジネスクラスへの入札アップグレード(往復)320,000円320,000円
Airbnb 9泊(2名)186,017円93,009円
ソネスタ(後泊) 1泊2室(2名)37,544円18,772円
レンタカー 9日間(2名)80,496円40,248円
食費(9日間・2名分の買い出し)実費実費
ガソリン代実費実費
合計751,199円

※合計751,199円は、食費とガソリン代を除いた金額です。
※航空券とアップグレードは僕個人の分です。
※ちなみにだーまえさんにかかった移動費、宿泊費、食費などなど全て会社負担(一部僕の負担!)

総括

バークレーマラソンズのサポートは、正直に言うと、レースが始まってからより始まる前の方が大変でした。
移動、宿の選定、買い出し、燃料の調達、etc…

そして今回痛感したのは、お金で潰せるコストと、事前準備でしか潰せないコストがあることです。

移動の疲労はお金でを潰せる。
でもOD缶が売っていない問題も、テント内の雨漏りも、ガス缶が冷えて止まることも、お金では潰せない。
事前に想定できているかどうか。

この記事が、今後バークレーのみならずサポート体動する方のす材料になれば嬉しいです。
疑問質問あればお気軽にコメントください。

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INNER-FACT 代表

INNER-FACT代表の首藤(シュトウ)。 一部関西ではくびふじと呼ばれます。 基本的にはトレイルやランはソロでしかやらず、イベントや大会ではエイドなどスタッフ側で参加しています。

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