5月も後半。ここ最近いきなり暑くなりましたね…
そして毎年思い出すはず。
「今年の夏は暑すぎる!!」
ボジョレーヌーボばりに過去最高を更新してくる日本の夏。
どうせ今年の夏も暑いことでしょう。
ランナーにとって暑さは天敵。
中でもザックを背負ってトレーニングするのが不快すぎるという声をよく耳にします。
実際背中に熱がこもってパフォーマンスが落ちてしまう原因になることもあり、レースではハンドボトルスタイルが少しずつ市民権を得てきているように思えます。
今回の記事ではできるだけ身軽に走れるスタイルとして、フルメッシュウエストベルトを活用したランニングスタイルをご紹介します。
フルメッシュウエストベルトについて

そもそもなんですが、INNER FACTのウエストベルトは2種類あります。
前述の「フルメッシュウエストベルト」と「アジャスタブル ウエストベルト」の二つです。
なぜフルメッシュの方を紹介するのか。
理由は簡単。こちらの方が涼しいから!!
という前提をもとに、フルメッシュウエストベルトについて紹介します。
フロントポケット✖️1
サイドポケット✖️2
バックポケット✖️1
と、非常にシンプルな作り。
それ故に非常に軽量でMサイズで70gと着用していると重さをほとんど感じません。
ポケットの使い分けですが私の例をご紹介すると…
✅フロントポケット
フロントには走っている時に収納物が落ちないように斜めにフラップをつけ、かぶせてあるのでスマートフォンや車のキーを入れて使用することが多いです。

深さは約10cm有り、横幅もMサイズ換算で20cm弱あるので大型のスマートフォンもしっかり収納可能!iPhone16PROを入れて走っていますが揺れは感じません。
✅サイドポケット
両サイドに補給食や小型のモバイルバッテリー、IBUKIなどのGPS端末が収納できるポケットがついています。
サッと取り出せるので補給食や電解質カプセルなどを入れておくことが多いです。

✅バックポケット
背面のポケットにはまずポールを固定するバンジーコードがついています。

また、背面のポケットはフロントよりも横幅が広いのでINNER-FACTのソフトフラスコも収納可能です。
ここは入り口が広く取り出しやすいのでボトルやパウチ入りのゼリー飲料を入れて使うことが多いです。

以上、フルメッシュウエストベルトの基本的なスペックのご紹介でした。
ウエストベルトの可能性

夏場に走るとなると給水ボトルを入れることが必須になってきます。
しかも500mlでは足りないから1L欲しいという方も多いかと。(私もそう)
その上でザックを背負わないとなると、ウエストベルトや、パンツのポケットに入れる以外にもハンドボトルスタイルも選択肢に上がるかと思います。
ただ個人的にはペースが上がると腕振りのタイミングがずれて気持ちよく走れないので、できるだけ腕はフリーにしておきたく、今回腰回りにどこまで積載できるか試してみました。
それがフロントとバック両方のポケットにボトルを入れるというもの。
・フロントポケット⇨スマホ(撮影用)、INNER FACTソフトフラスコノーマル
・バックポケット⇨スマホ(テスト用)、INNER FACTソフトフラスコノーマル
・サイドポケット⇨補給食


撮影用にシャツの上にベルトをしましたが、シャツを外に出した方が見た目良いかと。
合計すると1.5kgを超える重さになりました。
重さだけみると不安に…
実際これを腰回りにつけたときはちょっと重いな…という感想でしたが走ってみると
「あれ、結構いいかも。」
「なんならバックポケットだけにボトルを入れている時よりも安定している…」
ウエストベルトあるあるなのですが、詰めているアイテムの体積が増すことでフィット感が上がることがままあります。
今回もそのパターンだったようで、モノは試しだなと痛感させられます。
最初はロードで6’00/kmからスタートして5’30/kmへペースアップ。それでも揺れによる不快感は感じません。
5’00/kmまで上げると私のフォームでは若干揺れるものの、走りにくいほどではない。
4’45/kmでは流石に揺れが強くなってきて、4’30/kmだと長い距離を走るのは嫌だなという感覚に。
とはいえ、そもそも速いペースで巡航走行する場合は平地の公園などで給水もしやすい環境と考えると、水を多く持って走る必要性は薄いかと。
一方、トレイルの中では登りは特に違和感なし。下りは揺れることはあるものの、平地で速く、長く走る動きに比べると不快感は少なかったです。
これからの季節、汗をかきやすい状況でザックをわざわざ出すのは煩わしく感じるかと思います。
気持ちよく、かつサクッと2〜3時間走りたいなぁというときの選択肢に、フルメッシュウエストベルトを活用したスタイルはおすすめですかね♪
もちろん長距離のトレイルでも使用可能ですが、その場合はパンツのポケットとの併用か、ハンドボトルでストレージを空けるなどの調整が必要かなと思います。
その辺りは軽適性と、実用性を天秤にかけてザックとのどちらが良いか判断してもらうのが良いと思います。
自分の好みのスタイルを見つけるのもランニングの面白さかと♪
まとめ
改めてメリットとデメリットをまとめます。
✅メリット
・背中が解放されて熱がこもりにくい
・肩甲骨の動きが制限されないのでフォームがダイナミックになる
・単純に背負っていない方が気持ち良い
・装着と準備が容易なのでサクッと走りに行ける
・ザックよりも軽量なので体への負担は少ない
・ハンドボトルと組み合わせるとさらに可能性が広がる
✅デメリット
・ザックよりもストレージが少ない
・詰め込むアイテムによってフィット感が変動しやすい
・スピードが上がると揺れも強くなる
・お腹周りが太って見える😭
上記を踏まえてご自身のランニングにハマる形を模索してもらえたら嬉しいです♪
ちなみにサイズ選びはとても重要です!!
フィット感について好みもあるので難しいところですが、私はSを着用しています。
(身長168cm、57kg:骨盤周り 80cm)
サイズ表通りだとMなのですが、フィット感が強い方が好みなのと、早いペースで走ることもあるためSの方が揺れなくて走りやすいです。
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以前しょーじJr.さんが書かれたブログも参考になるのでぜひご一読ください♪
またハンドボトルスタイルについてはレースでも実践されている江西さんのブログが大変参考になるのでこちらも是非♪
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