
どうもだーまえです。
今回は国内で最もメジャーな100mileレース。「Mt.FUJI100」の100mile部門FUJI100miに参加してきたので、参戦レポートを書かせてもらいました。
去年は総合12位。(男子では11位。。。)表彰台をあと一つというところで逃した経験があり、忘れ物を撮りにいくという目標を持って参加しました。
結果として総合10位にギリギリ滑り込み、入賞を勝ち取ることができました。
かなり思い入れも強いレースだったので、今回の記事では
①準備・トレーニング編
②レース振り返り編
③ギア・補給/サポートの有無について
上記3部に分けて記事を書かせてもらいます。
完全に自己満足。備忘録となります🙇
ただせっかくなので参考になるような内容も残せるように勤めますので、
お付き合いいただけましたら幸いです。
では、①準備・トレーニング編、スタートします!
目次
レース情報

前提情報としてこのレースのことは知っているものとさせてもらいます。
毎年レースのスタート時間などが前後するのでスケジュールと、コースぐらいは紹介させてもらいます。
距離 | 約168.0km |
---|---|
累積標高 | +6,254m |
スタート時刻 | 第1ウェーブ:4月25日(金)17時00分 600名 第2ウェーブ:4月25日(金)17時15分 600名 第3ウェーブ:4月25日(金)17時30分 600名 第4ウェーブ:4月25日(金)17時45分 600名 |
エイド | 8箇所(ドロップバック1箇所/97.6km地点) |
最終制限時刻 | 4月27日(日)14時30分 |
募 集 | 2,400名(優先エントリー・一般エントリー・寄付エントリー含む) |
スタート | 富士山こどもの国(静岡県富士市) |
フィニッシュ | 富士北麓公園富士山の銘水スタジアム(山梨県富士吉田市) |

詳しくは公式サイトをご確認ください。
トレーニングに向けた準備について
まずは前回の男子11位という結果を踏まえて課題の整理をしました。。
10位に入った選手たちと比べて足りなかった部分。
それが以下の3点です。
①エイドタイムの遅さ
②ロードの走力不足
③勝負弱さ
それぞれ解説していきます。
①エイドタイムの遅さ
昨年のリザルトから自身のエイドタイムを計算してみると、計測可能なエイドのみでも47分もエイドに滞在していました。
上位20人の平均滞在時間が32分、上位10人に関して言えば平均23分ということでトラブルへのリカバリタイムがあったとはいえエイドに滞在しすぎという問題が露呈しました。
逆にいえば走力を上げなくても、工夫次第で平均タイムに近づけるだけで25分近く短縮できるというのはプラスに捉えられました。
②ロードの走力不足
FUJIのコースを走ったことがある方はご存知だと思いますがロードパートが多めになっています。
昨年走った際にはロードの緩い登りや、平坦な部分でついていけない場面を何度も経験し、根本的に走力が足りていないことを痛感しました。
ここは真摯に向き合わなければならない部分と思い、トレーニングで重点的に取り組むこととしました。
③勝負弱さ
昨年レース終盤で入賞ラインの男子10位を争って競り合い、離された時に心が折れてしまいました。
うまく走れなかった悔しさと、最後まで勝負に徹することができなかったことが心につっかえていました。
なので今年はFUJIに向けて調整の位置付けでレースを入れて行く形で勝負所の勘をつけるようにしていきました。
準備:エイドタイムの改善について

昨年はサポートについてもらってレースを進めましたが、今年はサポートなしで臨むことになりました。(サポートの入金を漏れていたなんて口が裂けても言えないw)
ただサポートなしも悪いことばかりではなくFUJIのエイドレイアウト上、コースとサポートエリアが離れているパターンも多く、セルフで終わらせた方が速くエイドを出られる場所も多いです。
結果的に今回のエイドタイムは17分9秒まで短縮できました。
その準備として以下の内容をトレーニング中、調整レースで意識して行いました。
①ザックのアクセスする部分にレース本番と同じものを入れて入れ替えの動きを最適化
②エイドに入る前にやることの順番を整理する
③サポートが無い分できるだけ軽量化
以上の内容を意識して準備、トレーニングで実践しながら本番に備えました。
特に良かったのは本番同様にザックのポケット配置を再現したこと。
当たり前のことなんですが、考えなくても手が動いてくれるようになるといろんな動きがスピーディーになります。
レース後半頭が回らない時にも確実に準備ができるので、繰り返しシミュレーションすることをお勧めします。
準備:ロードの走力UP

昨シーズンの終わり(11月下旬)に5000mのTTをして現場の走力を把握しました。
その上でトレイルのトレーニングを本格化させる2月末にハーフマラソンを走りどれぐらい平地の走力が向上しているか観測しました。
距離がバラバラなので一概には言えませんがVDOT換算で、
61⇨63.7
数字で見るとちょっとしか上がっていないように見えますが、同じトレーニングでも余裕度は大きく上がった感覚があります。
これでも入賞するならハーフマラソンのタイムはボーダーラインな気がします。
あまりマラソンなどは出ない方なので、他の選手と比べにくい部分があるのですが、上位を目指す上でベースの総力は非常に重要かと。
具体的なトレーニングは先日書かせてもらった比叡山インターナショナルトレイルランのブログと被りますので、そちらをご覧ください。
準備:勝負強くなるために

ここに関して鍛えるのも難しい部分だとは思うのですが、意識的にレースに出て順位争いに身を置くことにしました。
3月15日(土)「比叡山インターナショナルトレイルラン50mile」
4月12日(日)「鬼が城ピークストレイル50km」
上記2レースを走れる区間が多く、かつ距離もいい感じ、という理由でエントリーしました。
比叡山は優勝、鬼ヶ城ピークスは2位とピーキングををしていない中でもいい結果がついてきたので自信を持ってレースに臨むことができました。
正直、比叡山の優勝は出来過ぎでしたw
ただ中盤以降順位を意識したレースができたのはとてもいい経験でした。
実際今回のレースの後半部分でその経験が生きてきたと感じます。
準備はここに紹介したようなことを取り組みながら進めていました。
PART①は以上となります。
次はPART②でレースの振り返りをしつつ準備がどのように作用したのか反省をしつつ書いていきます。
そちらもお読みください🙇
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