こんにちは。葉子です。
11/16~17にかけて、熊本県で開催された「第3回 球磨川リバイバルトレイル」に出場してきました。
完走ギリギリを狙う方の参考になる「かもしれない」レポートをお届けします。
大会の情報はこちら↓
https://kumagawa-trail.jp/
令和2年の豪雨災害復興支援と、球磨川周辺の自然の素晴らしさを伝えるための大会です。
球磨川コースと川辺川コースがあります。
・球磨川コース 169km 累積標高9,000m 制限時間41時間
・川辺川コース 102km 累積標高5,400m 制限時間30時間
球磨川コースは第3エイド(67km地点)からペーサーを付けることができます。
私は球磨川コースにペーサー付きで出場してきました。
実際には累積標高は8,600mくらいだったようです。
マップはこちら↓
貴重なワンウェイコースの大会ですが、山深い地域で開催されるのでスタッフの移動が難しいらしく、100mileでもデポバッグを置ける場所が1箇所しかありません。遅い選手ほど重い荷物を背負って走ることになります。
山域は大きく分けて前半の脊梁区間と、中盤の仰烏帽子山、後半は大会のためにコースを作った白岩山を通る縦走ルートになります。 前半の脊梁でぐんと大きく標高を上げて(1500mくらい)一旦麓に降り、後は1000m級の山に登ったり下りたり。傾斜がきつい箇所も多いので、ポールを使うことができます。
大会前日
今回私は、広島から3人で自家用車相乗りでの移動。帰りは私のペーサーが合流するので4人になります。
3人揃ったら、誰の荷物が一番重いかマウント合戦。家で大会用のザックにパッキングして行くとかさ張るのよねぇ・・・
登山用のザックで来ていたS君は、走る時用のザックに荷物を詰めて行くのを諦めて現地でパッキングすることにしたそうです。実際、現地に着いたらザックが入らなかったらしき人が大勢、手荷物とは別でザックを持ってウロウロしてました。
往路は高速に乗るまでに通勤ラッシュに巻き込まれた以外は目立った渋滞もなく、すんなり九州に上陸。九州の大会に出るのは初めてなのでワクワクします。
途中、「KRT」って書いてあるトラックを見付けて大騒ぎ。
(球磨川リバイバルトレイルは、「KRT」と略されます。)
九州上陸!
お昼は早めに古賀SAで親子丼を。
SAとは思えないくらい(失礼!)美味しかった!
スタート地点の水上村には、ゴール地点の「球磨川河川敷スポーツ公園」からシャトルバスで送ってもらって行くようになります。
スポーツ公園到着前にコンビニに寄ったら、コンビニのすぐ目の前に「八代神社(妙見宮)」と言う大きな神社があったので、無事にここまで帰って来れるよう、完走祈願のお参りに寄る事に(結局最後まで何にご利益があるのかは分からず)。
いつも完走祈願には走る距離と同じだけのお賽銭を入れるのですが、お財布に40円しか小銭がなかったのでとりあえずそれでお参りして・・・後から崩して追加で200円入れておきました。これで240kmまでは走れるはず!
立派な神社。S君、門前でお饅頭を買い食い。さっきお昼食べたでしょ!
河川敷の駐車場に到着すると、まだ駐車しないうちから広島の友達が見付けて駆け寄って来てくれました。順番に空いている場所に停めようとしたら、隣が山口の友達の車。アウェイ感ゼロ!
写真を撮ったり、お喋りしたりしながらシャトルバスの到着を待ちます。
乗るバスと席が決められていました。同性同士が隣になるように配慮してあったみたい。
3台の観光バスに分乗して、2時間弱。途中からずっと隣の席の人とお喋りしてたけど、仮眠に充てた方が良かったのかしら・・・
必携品のチェックはなくて、参加賞とデポバッグ、ゼッケンを受け取ります。
デポバッグはやや大きめでマチもしっかり付いていて、シューズを入れてもかなり余裕がありました。これは助かる!
ちなみに、大きいのはデポバッグだけじゃなくて、ゼッケンもちょい大きめでした 笑
どこから来たか書いてあるのは、話のきっかけになっていいよね。
参加賞。麦多め 笑
TシャツはインナーファクトのウルトラライトTシャツでした。(レディースS頼んだのに、メンズのSが来たので大きい・・・)
受付後は、それぞれ大会サイトを通じて予約した宿に移動します。基本徒歩ですが、遠い宿からは送迎の車が来ていたようです。
私は会場から一番近い「市房観光ホテル」が予約できていたので、荷物を背負ってフラフラ歩く時間が少なくて済みました。
途中自販機を1台見付けたけど、シャトルバスに乗るまでに飲み物や翌日の水分等準備しておいた方がいいでしょうね。
宿は和室を2つ繋げた部屋に、女性5人の相部屋。5人か・・・多いな・・・と思ったけど、明るい人ばかりで賑やかで楽しかったです。
実は初めての「知らない人との相部屋」。ドキドキしたけど、積極的に話しかけてワイワイするのがいいですね。
夕食は鹿肉と豆腐の大きなハンバーグ。あと、山菜のお漬物等。おかずが多くてご飯おかわり。
九州の人はやっぱりレース前でも飲むのね。
当日スタートまで
20:00頃就寝、2:00起床。他の人がまだ寝ているので、1階にある談話室で準備させてもらう。どうしてみんな3:00起きとかで間に合うの・・・?
前日買っておいた蒸しパンを食べようかどうしようか悩んで止めたけど、大会側で準備してくれたお握りがちょっと小さ目だったので(私には)、食べておけば良かったかなー。
飲み物の提供はありません。
ゴール地点まで運んでもらう手荷物(シールを貼る)と、デポバッグを預けてスタート地点へ。知り合いはみんな40時間くらいを狙ってるとかで(嘘つき!)、だいたい同じような場所からスタート。
みんな頑張ろうね。
スタート~A1
ロードの峠走と、ちょっとトレイル。このトレイル区間が、おそらく球磨川源流の森で、とても美しかったし、ここから湧いている水と共に、いまから旅をするのだと思うととてもワクワクしました。
が、W1に着くまでに早速ペース表を落としてしまい。いつもスマホの待ち受けをペース表にしていて、最近は老眼が進んで「見えん!」ってなるので今回は紙で持とうと思ったのですが、慣れない事はするもんじゃないですね。結局、念のためセットしておいたスマホの待ち受けで進むことに。今までと何も変わっていない 笑
W1の手前、トレイルを出たところでぜひ後ろを振り返っていただきたいです。山の上から大きな滝が落ちているのが見えますよ。
真ん中の上の方見て。
W1までは広島組のみんなに会えるペースで進んでいたのですが、その先の峠走で引き離されてしまったようで。A1に着く頃にはすっかり後方キープな位置に。米系のエイド食は既に無く、「おたけさん饅頭」が最後の3個。バナナもあと少しといったところ。
「球磨川はエイドがいいから!」と聞いていたけれど、「どうせ後ろの方は無いんでしょ・・・?」と思って心の準備をしておいて良かった(もちろん、カロリーの準備も)。これだから、速い人のレポートはアテにならないんだよ・・・。
関門10:00に対して、9:18着。
A1~A2
ここから本格的に脊梁のトレイルに入ります。A1~W2間は3kmしか離れてないけど、A2までの距離を考えて今まで1Lしか持っていなかった水をここから1.5Lに増やす予定だったので、フラスク3本を満タンに。で、私は全部水を入れられたのだけど、ボランティアさんの「水、これが最後の1本です」の声を聞きましたよ・・・恐ろしい・・・。
W2を出て急登を登りきると、写真で見たような脊梁の風景がどーん!と!思わず「うわぁ」と声が出ます。何とも言えない・・・
苔むしたブナやナラの木。立ち枯れているものもありそう。もう落葉しているので寂しい風景にも見えるのですが、雄大な自然の美しい光景。恐らく、大会がなければ来なかった場所。すごい。来て良かった!
そして、私の写真の腕では伝わらない美しさ。
地元から出場されているオジサマに「素敵ですねぇ!」と言うと、「この先もっとずっと続きますよ。もっといいところがたくさんあります。」と。楽しみ!
ただ、景色は素敵なのですが・・・足元は木の根っこだらけで踏み跡も薄くて、ちょっと下を向きすぎているとすぐマーキングを見失って「あれ?どっちに行くの?」なんてことも。できるだけ誰かと進みたいところですが、ボリュームゾーンから外れて来ているので人が少ない。結局、途中2回ほどプチロストしました。
マーキングしたい場所に木がなかったりして、「何となくこっちね」みたいに付けてある箇所もありましたし。足元にも、目線にも注意が必要な場所です。
A2に寄るために、途中ピストン区間があります。ここがまた・・・「結構キツイよ」とは聞いていたのですが、予想以上の急登&急降り!足元もテクニカルで、私はヨチヨチとしか下れません。
ただ、戻って来る中に知った顔があると元気が出ますよね。先がどれくらいあるか分からないからみんなとどのくらい離れているのか分からないし、もう戻って来れて羨ましいな、って気持ちもあるけど、ワンウェイコースで貴重なスライド区間、しっかり楽しみました!
A2エイドではジビエ餃子とジビエバーガーをいただき、お握りをポケットに入れて。ここではエイド食の切れはなかったのですが・・・ですが・・・
給水して出ようかな、と思ったら、あれ?水は?
テーブルに並んでいるのはポカリとコーラのみ。なんと水切れで、届くまでに15分くらいかかるとのこと。なんとー!
さすがに15分は待っていられないので、3本のフラスク全部にポカリを入れて出発。ま、まぁ、コーラしかないよりは・・・
大会中ほぼずっとガスっていたのですが、たまたまここにいる時は晴れてくれて紅葉した山が見えました。
関門16:30に対して、14:30着。
A2~A3
脊梁の尾根に戻るために元来た道を引き返します。来る時に通ったはずの分岐は、いつの間にか通り過ぎていました。道を覚えないにもほどがあります。
W3まで下り基調のはずなのですが、いつまでたっても登り返しがあって、なかなか高低図で見るような下りになりません。
結局、コース全部を通してそうだったのですが、169kmをギューッと縮めて高低図を作っているので、高低図に表示しきれない登り返しがものすごくたくさんあるんです。前もって地形図を見てはいたけれど、ここまでアップさせられるとは。
そして、大会を通してたくさんあった長い林道の下り。それの最初の1回がここから始まりました。ONTAKEの苦しさを思い出します。とにかく、飛ばしすぎないように・・・。
一旦ロードに出たから「着いた!」と思ったら、またトレイルに入らされるし。里山っぽい畑みたいなのが見えてからもまた長いし。
WSに飛びこんだ瞬間、パックになっていた男の子と「長かったねー!」と。
ようやくポカリじゃない水が飲める・・・水美味しい・・・
しゃがみこんでヘッドライトの準備をしていたら、美しい夕焼けが。立ち上がれなくてそのままの場所から撮影。
この時点で、ペーサーに伝えていた予定時刻より30分オーバー。
ここから先はロードだから、なんとか巻き返したい!必死で走って、必死過ぎてロードなのにロストしましたが、なんとか予定通りA3に到着。
ここでドロップバッグを受け取って、後半に備えます。 ここもエイド食は残っていたのですが、どうやらもっと速い人はジェル的な何かもあった模様。見てないからね、知らないですよね。
お待たせしました!準備が終わるまで、もう少し待ってね!
ペーサーは当日新幹線で広島から熊本へ入り、駅からシャトルバスで五木村に移動してA3にて待機でした。
私が着くまでに他の広島組が全員通り過ぎているので、みんなを応援してくれいたようです(夜に備えて寝ててよー!)。あと、ちょっと有名人なので写真とか頼まれてたようです。
関門20:30に対して、18:48着。
A3~A4
私が頼むことのできる範囲内で最高に贅沢なペーサー、TJAR完走された三上さん。お揃いTシャツで行ってきます!
ここからは仰烏帽子山を越えるパート。急&急なロードとトレイルを登った先に、ようやく登山道の入口があると言う・・・
とにかく出力の上がらない私に合わせて三上さんが前を引いてくれるので、後ろに長~いパックが。ロードに出た途端、「引いてくれてありがとうございました!」って置いて行かれましたとさ。
呼吸を整えるためにロードを歩いていたら、月明かりに照らされた山あいに雲海が。写真を撮ってもどうせ写らないだろうと思って撮らなかったのですが、とても神秘的で美しい風景でした。
仰烏帽子山を過ぎると、A4までは長い林道とロードのパート。ここはとにかく眠気との戦いでした。フラフラと、半分寝た状態で三上さんの後ろ姿だけを追う。時々、うんと上の方や下の方にヘッドライトが見えて、「あそこまで行くんだね」と。
A4には仮眠スペースがあったので、15分だけ仮眠を取ることに。
DNFした友達が撮ってくれました。ありがとう。お疲れさま。
関門6:00に対して、3:39着。
A4~A5
コース中最難関区間。ここから急に関門も厳しくなります。
W5まではほぼロードの峠走なのでひたすら進めばいいだけなのですが、とにかく眠い!あまりにも私がノロノロ進んでいるので、眠気覚ましにちょっと後ろから押して無理やり走らされたり。
W5には、事前情報にはなかったけれど、昨年と同じくうどんがありました。昨年出場した「からすてんぐ100」で私のペーサーを務めてくれたH君に追い付きます。「気持ち悪いんスよ・・・」と。頑張れ!
W5を出ると、いよいよ後半の核心部へ。水上村へ移動するバスの中で聞いた前情報通り、前半は足が元気なら楽しいだろうな、と思うような、走りやすいトレイルが続きます。「このまま素敵トレイルで頂上まで連れてってくれないかなぁ」と、希望的観測を口にしたり。まぁそんな訳ないのですが、わりと長い区間、走りやすいトレイルでした。素敵!
あと、今まで走って来た山が全部見えるポイントがあって、そこで写真を撮ったのですが、後で友達のレポートを見たらほぼ全員そこで写真撮ってました 笑
遠くまで来ました。
白岩山山頂を巻いて通る林道の途中にW6があるのですが、「もうすぐWS」の看板から行けども行けども見えてこず・・・
多分、本当は距離的に大したことないんでしょうけど、疲れた身には長い!曲がっても曲がっても見えてこない、声も聞こえてこない。到着した時には思わず「看板が遠い!」と文句が出ました。
寒いところで待っててくれたのに、ごめんなさい・・・
そうそう。このW6とかW4とか、コースマップではトイレが無い表記になっていましたが、ちゃんと仮設トイレがありましたよ。
ただ、ポールを使うので固形物での補給がしにくい事を考えて、ドリンク系で補給してるとトイレが近くて・・・エイド間長い所ではちょっと足りないですねぇ。林道だとまた隠れるところも少ないし(ONTAKEの二の舞)。
W6手前からA5までは、とにかくアップダウンの多い区間。一気に上がらせてくれないし、一気に下がらせてもくれない。前半にもあった「高低図に現れないアップダウン」の連続で、そのうえ下りの角度のえげつない場所が多く・・・
元々下りが得意じゃない&ほぼ終わってる脚には、なかなかの試練でした。あと、鳥獣除けのネットに引っかかりそうで怖かったです。
昨年の情報から、A5の関門は14:00だけど、13:00には出発していないと次の関門が厳しくなるとのこと。だんだんヤバくなってきましたよ。
関門ファイターの見せ場がやってきました 笑
A5に向かう下りのところで、既にA5を出発した選手がスライドして声をかけてくれます。「あと○○m!」とか言ってくれるけど、下れども下れども~。見えてこない~。
結局、14:00関門に対して12:55到着。痺れますね!
A5、後から聞いた話ではいろいろエイド食があったようだけど、私たちが到着した時にはうどん、梅ジュース、パン、漬物、ジビエの焼肉くらいしか残っていませんでした。
「早く出発した方がいいですよ」とアドバイスくれるボランティアさんにお礼を言って、でもしっかりうどんと焼肉は食べて出発。三上さんに至っては、うどんお代わりしてるし。
食べないと走れないし、「ロード走れるでしょ?そのために脚温存してきたんだから。だったら間に合うよ。」と言う三上さんの言葉を信じて、「三上さんが付いてるんだから大丈夫だよ~!」と送り出してくれたボランティアさんに見送られて出発。(※知り合いではないらしい 笑)
A5~A6
昨年はこの区間に2つ山があったけど、今年はコース変更で1つになっているので去年のリザルトより時間は短縮できるはず、と踏んでいました。オール林道+ロードだったらいいなぁ、という願望空しく、時々ちょろっとトレイルに入らされます。
もうトレイル走れないからタイムロスになるのよね。
その代わり、下りの林道は、もう、めっちゃ頑張って走った!お陰で、平坦なロード区間に出た時にはエイドまでの残り時間に余裕を感じられるくらいに巻けました。
平坦なロード部分は長くて辛くて歩いてしまうので、この下りの林道で重力の助けを借りて走るのがオススメです。あくまでも、前腿を使いすぎない程度に・・・
この長~いロード部分に、水害の跡が時々残っています。
放置されたままの橋脚、廃線跡に新しくできた道路。護岸の工事もまだ途中でした。もうあと一息、といったところでしょうか。第1回の時に比べたら、随分復旧しているんでしょうね。
A6到着。関門17:00に対して、16:16。後は全歩きでも行ける!
このシチューが、全エイド食の中で一番美味しかったです。いちごはありませんでした 泣
A6~ゴール
「標高は大したことないけど、パンチのある山が最後に控えてるよ」とは聞いていましたが、パンチありすぎでした。
筋力の弱い女性だと、足が滑ってしまうような傾斜。とっくに日が落ちて気温も下がってきているのに、汗が滴ります。
一旦抜いた男性にも抜き返される。そんなに登れるならロードも走れよ!(個人の自由ですね、失礼しました。)
この区間、低山なのに落ちたらヤバそうな箇所が結構ありました。広島の山は良く整備されて恵まれているんだなぁ、と、改めていつも整備してくださっているみなさんに感謝したりして。
ラスボスの高岳を登りきると、暗くなってから到着した人にしか見られないご褒美が!
八代市内と有明海。後は本当に下るだけ!
高岳からの下りはそんなにキツくなく、残りのロード区間と合わせてもまさにウイニングランといった雰囲気。
高速脇のロードは「ここでもまだ登るんかーい!」とツッコミたくなる微妙なアップダウンがあったけど(普段なら何も思わずに登る程度の坂なんだけど)、ここまでと同じように登りは歩いて平坦と下りは走って、河川敷に入って・・・残り2.5kmが長い 笑
もうほぼラストランナーに近い位置にいるのは分かっていて、やっぱりゴール地点に人はまばら。
でも、花道とゴールの先に、たくさんの友達の顔。暗くなって寒いのに。みんなとっくにゴールしてたのに。
待っていてくれたのが嬉しくてしょうがなくて、ハイタッチして、手を振って、三上さんと握手して、ゴール!
制限時間22:00に対して、20:57ゴール。予定ぴったり!
完走率:61.1%
三上さんが長身なので、「届かくなるのでゴールテープ上げすぎないでください」とお願いしていました 笑
結果、三上さんの顔が見えないという事態に・・・スミマセン。
ゴールしてもコンビニ行くくらいしか食べ物調達できないよね、と話していたのですが、ゴール地点でカレーをふるまってくれていました。巨大ちくわ天入り。かなりスパイシー。
最後に
「登りは歩き倒して、平坦と下りで脚を使いすぎずに進み続ければゴールはできる」の検証のようなレースでした。100マイルは「からすてんぐ100」を完走していたけれど、ポイントの付くレースは初めて。しかも、累積標高多めのレースでの完走はとても嬉しいです。ペーサーの助けを借りたとは言え、私らしくまとめられた良いレースでした。
急登、急下りが多いのでポールは必須。よほど使い慣れていなくて足かせにしかならないと言うならともかく、前半の脊梁区間から「なんでポール持って来なかったんだろう・・・」と言う声を聞きました。
デポバッグから先が長いので、補給戦略は計画的に。
ペーサーにも100km走ってもらわないといけないので人選が難しいところではありますが、お願いできるならやっぱりペーサーがいた方がいい!前後にいる、道連れになった人とお喋りするのも楽しいんですけどね。
私たちはこの日は八代市内のビジネスホテルに泊まって、翌日、物産館にてA6で出た「カムネマンソーセージ」を買ってのんびり帰りました。
帰りは工事渋滞が少しあったものの、4人交代で運転するとやっぱり楽!喋り倒してあっという間の7時間でした。(大柄な2人を含む大人4人と100mileの荷物は重すぎて、アクセル踏んでも車が動かなくてびっくりしましたが 笑)
完走した直後は「もう二度と出ない!」と思ったけど、例によって時間が経つと「いい大会だよ~。出てみなよ~。」と勧められるくらいには楽しかったです。
自分でもう一度出るかは・・・さて、どうでしょう?
使用したギア等
シューズ:THE NOVRTH FACE Vectiv Enduris 3
ソックス:INNER-FACT ラミー5本指
ゲイター:C3fit コンプレッションカーフスリーブ
ショーツ:MILLET ドライナミックメッシュショーツ
インナー:
前半/ The North Face 100ドライタンク
後半/ONYONE ブレステックPP
スポブラ:C3fit エアーベントスポーツブラ
ランパン:
前半/INNER-FACT ランニングパンツ(メンズモデル)
後半/Answer4 4Pocket Short Pants02
Tシャツ:
前半/Answer4 うさぎカウボーイTshuirt
後半/INNER-FACT Polartec PowerDry Tシャツ
キャップ:FEELCAP BMIT CAP・夜間/Buff
ライト:milestone Ms-i1/UltraSpire lumen600
ザック:パーゴワークス Rush 11R
ポール:シナノ トレランポール13.6NEO
※途中、霧の中を走ったり小雨がパラついたりしましたが、Polartec PowerDryTシャツの絶妙な生地のお陰でシェルを着たりすることもなく、ノンストレスで走れました。レースでは毎回使ってるけど、本当に優秀!
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