
*2025年9月10日、トレイルハットM/Lサイズ発売に合わせて記事を大きく改稿しました。トレイルハットのレビューを詳しく書いています。
https://shop.inner-fact.co.jp/?pid=181916374
今でこそトレラン界でハットがブームですが、3年ほど前まではツバが短いキャップが流行っていて、次にバフ(ヘッドバンド)やサンバイザーという勢力図だったと記憶しています。
私はといえば、6年以上前からトレランでもハットを被っていました。
ハットを被ってトレランしてる奇矯なランナー=私だと認識されるほどで、レースや練習山域の高尾エリアで走っているとよく話しかけられました。それほど珍しかったようです。

そんな流行る前からハットを被りまくっていたハットジャンキーな私がハットそのものの素晴らしさと、トレイルハットのレビューを書いていきたいと思います。
目次
ハットの素晴らしさ
頭デカの救世主
まず、頭デカの救世主であるという点です。私は頭がでかく頭囲は58cmもあります。身長は170cm弱なのにも関わらず、その頭部の威圧感で175cmくらいと思われていることが多々あります。
頭デカだとキャップが悲しいほど似合いません。トレランやUL界でここ数年流行っていたツバが短いキャップなんて、より頭デカが強調されて凄惨を極めます。
それは気のせいで、被っているうちに着こなしができてくるという説はありますが、それは悲しいことに自分の目が慣れてしまっているだけです。
最初はキャップに違和感があったけど慣れてしまったという方がいたら、ぜひハットを試してみてください。頭がでかければでかいほど似合いますので。
落ち着いて見える
キャップはどうしてもスポーティで少年ぽさが滲み出ます。
これは逆に似合う人は滅茶苦茶若く爽やかに見えます。ある意味残酷なファッションなのでしょう。
それに比べてハットは年相応に落ち着いて見えます。私のような根が鬱屈とした文学青年じみたオタクでもしっくり馴染みます。そんなオタクが、「どれ、健康のために運動でも始めるとしますか」と重い腰を上げてようやくトレランやら登山やらランニングやらを始めたのに、キャップを被らなくてはならない試練にぶち当たります。それを救ってくれたのがハットでした。
山に合う
私はトレランだけではなく、クライミングや沢登りやバリエーションルートもします。様々な角度で山を楽しんでいて一番しっくりくる被りものはやはりハットです。ヘルメットを被るのがセオリーな危険な山行でもハットを被りたくなるほどです。それほどバランスがいいのです。
キャップはやはりスポーツ感が醸し出されてしまいます。機能面でもハットに及ばないのもあると思います。
私はトレランは、ランニングの延長線上にあるというより、登山の延長線上にあると感じています。なので、キャップに違和感を抱いてしまうのかもしれません。
トレランでのハットの有用性
先述した「どうしてトレランでハットが流行っているか?」にも繋がります。
ぶっちゃけると、機能的には今まで流行っていたツバが短めのキャップで十分だったのです。汗止めにもなりますし、速く走ってもハットのように風を受けないので飛ばされることもありません。すぐに着脱できるのも大きな利点です。
これがハットに変わってきたというのは、トレラン愛好家達の習熟度が上がってきたのだと思います。
キロ3分台で走るわけでもないからハットでも十分だと気づいたり、首回りに影ができるのは涼しくて快適だと実感したのだと思います。特にペースがゆっくりなウルトラマラソンやウルトラトレイルになるとハットの有用性が上がっていきます。
トレイルハットレビュー
トレイルハット
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軽量で、メッシュ部分が多いので通気性が良く、長めのツバもワイヤーが入っているので自由に形状を変えられて便利です。トレラン用途にカスタマイズされています。
詳しいレビュー
S/Mサイズ、M/Lサイズ、L/XLサイズの3サイズ展開です。

私の頭は悲しいほど大きく、頭囲は58cmほどです。クライミングのヘルメットもいつも悩んでいます。
S/Mサイズは被れないことはないですが、パツパツで風を受けると脱げやすいです。頭囲56cm以下であれば快適に被れると思います。
M/Lサイズは頭囲に余裕があり、ドローコードで締めるとちょうどよくなります。
ツバを測ってみると7mmほど大きくなっています。S/Mサイズと比べても違和感は少ないです。S/Mサイズのハットから頭囲だけ大きくなった感じです。
L/XLサイズは、下記の比較画像を見ていただくとわかりますが、ツバを含めた全体のサイズが大きくなっています。測ってみるとS/MとL/XLの全長差は5cmもありました。被ってみるとすっぽりと頭部を覆われている感じです。


S/M、M/Lサイズはまさにトレラン用途のハットといった感じなのですが、L/XLは登山や砂漠を歩くときに被るサファリハットのような大きさです。
私は、トレイルではM/Lサイズ、ロードではL/XLをよく被っています。
L/XLサイズは夏のジョグの救世主
私は夏の日課のジョグでは、いつもアイスグレーのL/XLのハットを被っていて、手放せなくなっています。もはや完全に相棒です。
ツバが大きいので日差しを遮り、首周りを覆ってくれます。この涼しさは是非体験してほしいです。
全体のサイズが大きいので、風を受けたら脱げてしまうのではと心配だったのですが、すっぽり頭を覆ってしまうため、ドローコードをしっかり締めていれば大丈夫でした。
癖は強いですが使用頻度では、L/XLサイズに軍配が上がります。
頭囲が58cm以上ある方はぜひ試してみてください(涼しさが圧倒的に違うのでカラーはアイスグレー推奨です)。
汗止め、氷入れ
真夏の気温35度、湿度80%のトレイルで7時間被っていたところ、汗止めのキャパシティが追いつかずに汗が滴り落ちてきました。ですが、この気温だと仕方がないのかもしれません。
ポリエステル100%のSalomonのハットだと、ハット全体で汗を受け止めてくれるので滴り落ちることはほぼなかったです。ただし保水するので重たくなります。
ここら辺のバランスは一長一短だと思います。
頭頂部部分にセットできる氷入れがありますが、小さく、セットするのが面倒です。入れて走ると確かに涼しいですが、おまけ程度に捉えたほうがいいと思います。私はデフォルトで外しています。
Salomonのハットは頭頂部全体に氷が入れられるから楽だしかなり冷えます。こちらの問題は氷が溶けてくると偏ることです。
他社製品との比較

Ciele Athletics / BKTHAT−STANDARD
ルックス 10 通気性 4 機能性 5
Ciele Athletics / BKTHATのすごいところはデザイン性で、いい感じのカラーを選択すれば日常でも使えます。
普通のおしゃれなバケットハットです。レースだと蒸れて若干厳しいですが、真夏以外なら練習で使えます。このハットは本当に傑作です。

SALOMON S-LAB / ULTRA BOB
ルックス 6 通気性 7 機能性 9
S-LAB(レース用ライン)なので、機能性が高いです。非常にバランスがよく、特出すべき欠点がありません。まず飛ばされることはないのに顎紐も付いていて安心できます。

インナーファクト / トレイルハット
ルックス 6 通気性 8 機能性 7
トレイルハットは、なにより目が大きいメッシュがふんだんに使われているので蒸れないのがいいです。軽く、コンパクトに折りたためるのも便利です。夜間など必要がなくなったときにザックにしまってもスペースを圧迫しません。
ウルトラに特に向いています。Salomonのハットとどちらを使うか悩ましいところです。
まとめ
単純にトレイルハットのレビューをしようと思っていたのですが、書いていくうちにハットスタイルそのものの良さを広めたくなってしまいました。初めてハットに挑戦する方は、日常で被れてそのまま走り出せるCieleのハットがいいのかもしれません。それからトレラン用のハットを導入するとその差異が理解できて、より面白くなると思います。皆さんが良いハットライフを送れるように祈っています。
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使用期限:2025年10月31日まで
対象商品:TRAIL HAT
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