速くない女性が走ったONTAKE100

はじめまして。葉子です。

フルマラソンで4時間を少し切るくらいの、ものすごく平凡な走力を持った人です。

今回、OSJのフェスと言われる「ONTAKE100 100kの部」に出場してきましたので、私くらいの走力の人が走るとどうなるか、女性からの目線も交えてお伝えしてみようと思います(あまり女性らしい観点は持ち合わせてないのですけど)。

少しでも、来年以降出てみたい人の参考になれば嬉しいです。

OSJの大会に出てみようと思う時点で既に基本情報はお持ちだと思うのですが、一応説明しておくと。

開催場所:長野県木曽郡王滝村(長野県の中でもかなり岐阜県寄り)
カテゴリ:100マイル(160km)と100kmの2部門
100kmの部を14時間以内に完走すると、翌年から100マイルに出場することができます。
制限時間:100マイル/24時間・100km/20時間
コースはこんな感じ

会場到着まで

今回私たちは3人グループで、広島から車で移動。
運転は交代しながら。

私が王滝から一番遠かったので、道中1人ずつ拾っていくスタイル。
荷物の積み替えや食事・休憩、渋滞回避のための回り道なんかで、結局自宅から12時間くらいかかりました。

一番の想定外が、高速を降りて寄ったガソリンスタンドがめちゃくちゃ混んでいたこと。
どうも特売日だったようで・・・。
一度並んでしまったら出ることができず、結局30分以上かかりました。

「並んでる!」と思った時点で別のスタンドに移動した方が良かったですね。

ただ、このスタンド渋滞のお陰で営業時間外のため寄るのを諦めていたうどん屋さんに行けることになり、そこで知り合いに会えたのはちょっとラッキーでした。

これは連れが頼んだうどん定食

会場に着いて一番驚いたのが、「松原スポーツ公園」がとても大きかったこと。
そして綺麗だったこと。

今までOSJの大会はKAMI100しか参加した事がなかったので、すっかりそのイメージでいて。
確かにあそこもトイレは綺麗だったけど。

そして、SNSやブログで散々見てきた、あの大きな屋根のある会場。
あれ見たら「ONTAKEに来たよ!」ってテンション上がりますね。

会場に着いたのは14:00くらいだったので、まだ一番近い第一駐車場に駐車することができました。

わー、これこれ!って感じ!

大屋根の下にはスポンサーのブースやキッチンカーが。
端から順に見て回って、勢いであれこれお買い物。

ランに関係ない買い物をしてしまうのは、道の駅で野菜を買ってしまうのと同じ症状。
少々重くなっても駐車場が近いから平気!

戦利品いろいろ

スタートに備えて仮眠もしておかないといけないので、程々で切り上げて宿に向かいます。

帰る前に管理棟みたいなところで着替えスペースがあるかどうか聞いてみると、すぐ横の建物に、トイレと、コインシャワーのある更衣室があるとのこと。

ちょっと覗いてみたらとても綺麗で十分なスペースがあったので、走り終わってからの荷物は車に置かずに会場に預けることにしました。
雨が降ってるかもしれないし、車で着替えるより楽だろうと。

左が管理棟、右がトイレ&更衣室

宿泊について

今回宿は八海山方面のペンションだったのですが、会場から30分くらいかかったので可能ならもう少し下の宿にした方がいいかもしれないです。
30分を遠いと取るか近いと取るかは考え方の違いですけど。

壁の薄さ的なところはどこに泊まっても変わらなそうなので、後はどれだけ長く寝る時間を確保できるかの差。

自宅から王滝までの移動時間を考えたら広島から行くとそもそも寝不足なのは間違いないので、ちょっとでも長く休めた方がいいような気がします。

他のお宿はどうだったか聞いてないですが、到着したらすぐにお風呂に入れるようにしてくれていました。
とてもありがたい・・・。

ちなみに、走った後の晩ご飯も、戻って来てから何時にするか決めてくれたらいいですよ、どうせ先にお風呂入られるでしょ?と。

時間ギリギリにゴールしたらすごく遅くなるのに。
もう、この日は覚悟してるのでしょうね。
宿もONTAKEモードです。

ちなみに、八海山方面と同じ30分の移動なら、木曽福島駅の辺りに泊まるのもアリかもしれません。
近くにコンビニもあるし。

そちらのお宿がONTAKEモードかどうかは分かりませんが。

宿へ移動する途中、御嶽山が見えました

部屋に案内してもらって、デポバッグ等の準備を。
預け袋、結構小さいです。

保冷バッグ入れてエイドで冷たいものを食べようかと思っていたけど、雨予報だから着替えも入れたいし、もしものためにシューズも入れたりしたら、持参した保冷バッグはとても入らないので諦めました。

結果、当日は全く暑くなかったので保冷バッグなんて私には必要なかったです。
預ける荷物を選ぶなら、暑そうなら保冷バッグ、雨予報なら着替え、って感じでしょうか。

デポバッグの大きさはこれくらい。

ここから先は時間が飛ぶように過ぎて、気が付けば2時間くらいしか仮眠する時間が取れない事に気付いて少しでも寝よう・・・と横になりましたけど、そんなに都合よく寝られないですよね。

しかも、町内で何かイベントがあったらしく、町内放送が流れるんですよ。遅く到着した人の話し声、宿の前を発着するシャトルバス。

アイマスクとか耳栓とか、あった方が良かったのかな。
寝られたら寝られたで、今度は起きられなかったような気もするけど。

結局、一瞬フッと落ちた時間があったくらいで、ほぼ一睡もしないまま起きる時間になってしまいました。
と言っても、興奮してたのか、横になって目を閉じておとなしくしてたのが良かったのか、結局レース中に眠気は来なかったんですけどね。

もしかしたら、2週間カフェインを抜いていたので、レース中に摂ったカフェインが効いたのかもしれません。

スタート前

20:30に起きてゴソゴソ準備していると、宿の他の方もだんだん準備をし初めて。
だいたい皆さん22:00頃に出発する感じでした。

駐車場、遠い所になったらたくさん歩くの嫌だな、って思ったけど、結局第二駐車場までしか使ってなかったのかな?

雨が降るとドロドロになると聞いていた駐車場、この時点ではまだそれほどでも。

帰りは連れに車を取りに行ってもらったので、結局どのくらいドロドロだったかは分からないのですが、車に乗る時用の替えの靴はあった方が良さそうです。
(車なんてドロドロでいいんだよ!という男前な方は要りませんね。)

スタート前の会場到着時間はボリュームゾーンよりやや早めと言ったところ。
もう少し遅くても良かったような、写真撮ったりできたので、ちょうど良かったような。
トイレもまだ空いてたし。

後ろの方からのスタートで良ければ、あと30分遅くても余裕でしたね。

まだガラガラ

スタートから40kmくらいまで

スタート前、エチオピアから来たという選手の紹介、昨年の成績上位者の紹介、御嶽神社の神主さんのご祈祷があり。

ネットで勉強した通りだなぁ、なんて思っていると、いよいよスタート。
飛ばしすぎないように、でもある程度周りのスピードに乗って走り出しました。

川沿いの道にズラッと続くヘッドライトが綺麗。
参加人数が多いから、前にも後ろにもずっと続く光の列。
思わず「うわぁ」と声が出ます。

その後も、まだロードの登り区間、つづら折りの坂道に光の列。
わー、あそこまで登るのね。

所々傾斜がきつくなる区間はあるものの、走ろうと思えば走れる斜度の坂道が続きます。

走ろうか歩こうか迷うけど、心拍もそんなに上がってないし、ロードのうちは走っとこうかな、地元の林道練習の方がしんどかったな、なんて思いながら、16キロほど進むと、いよいよロード区間が終わって未舗装の林道に入ります。

ここから先も、なんとなく走れるのでなんとなく走ります。
周りは歩いてる人が多い。
どうしようかなぁ、と悩みながら、結局ほとんど歩くことなく最初のエイドへ。

コースマップで見ても、前年に出た友達の話を聞いても、この大会は圧倒的にトイレが少ないです。

男性はまぁ置いといて、女性にはそこが辛い。
いや、男性だって辛い時はあるだろうけど。
しかも私はトイレが近い。

最初の一つしかないトイレポイントはスルーしたけど、このエイドでは必ず行っておきたい。
幸い、4台ほどある仮設トイレに対して、並んでるのは5,6人。
これならタイムロスもそんなに多くないはず。

並びながら何か食べておこう、と思っていると、「並んでる間に給水しまーす!」と、ボランティアの方がペットボトルを持って回って来てくださいました。
これは本当にありがたい・・・!

このエイドに着いたのが3:30くらい。
給水の列は各タンクに3,4人といったところ?
あるのは水のみ。

あとはオレンジが1人3切れまで。
バナナはあったっけ?多分あった。食べてないだけで。

ここではまだ調子が良かったので、オレンジをいただいてさっさとエイドを出ます。

多分向こう側にバナナがある

エイドを出ると、前半の山場が。
この大会で一番標高の高い場所まで登ります。

走れないことはないけど、ちょうど知り合いもいたのでここは抑えていこうと話しながら、ようやく走るのをやめて歩く時間に突入。

歩いていると行動に余裕ができて、身体は楽なはずなのに水分を多めに摂ってしまいます。

さっきのエイドであまり水分が減ってなかったので、片方のフラスクしか満タンにしなかった。
もう片方は2/3くらい残ってたから足りるだろうと思ってたけど、なんか・・・ギリギリ足りそうな、足りなそうな雰囲気。

これから夜が明けてきて、暑くなったらどうしよう、と不安になっていると、噂の!天然水エイド発見!
助かったー!飲むかどうかは別として、とりあえず浄水器に入れて行こう!
お守りがあれば気持ちが楽になる。

周りの男性は顔を洗って気持ち良さそう。いいなぁ。

夜が明けてきたよ

40kmくらいからCP1まで

お守りも手に入れて、ここからは下りに入るし、下りは得意じゃないけどマイペースで行けばいい感じの時間に松原スポーツ公園まで戻れるかな、と思っていたのですが。

前年出場した友達や、溢れるほどのネット情報から厚底シューズを履いていたので足裏のダメージはなかったものの、長い長い長い下りで内臓が揺られて辛い。

ガスも溜まって内側から圧迫されて痛い。
ついにはお腹が痛すぎて足が止まってしまう。

似たような症状は、前の年に出た「からすてんぐ100」の時もあった。
どうやら私は「食べられない」のとは別の胃腸トラブルに悩まされるタイプのよう。

この辺りのトラブルの出方は本当に人それぞれで、長いレースを何度も経験しないと症状も解決方法も探れないのでしょう。

ちょうど走れなくなった辺りから雨が降り出して、「走れない=熱が生産できない」ので、とにかく体を冷やさないようにしようと早めにレインウエアを着る。

これは多分正解で、この後土砂降りになる中、レインウエアを着るタイミングを逃した人がずぶ濡れになって走っていく。
まぁ、彼らのように走れれば、寒くはなかったのかもしれないけど。

なんとかロード区間まで降りると、前に知り合いの背中を見付けたので、とにかくその後姿を見失わないように必死に走って松原スポーツ公園に到着。

計測のマットを踏んで、とにかくまずトイレに行って・・・そこでしまった!と思った。

着ていたレインが古くなっていて雨が滲みてきていたので(想定内)濡れた服を着替えたかったのに、更衣スペースは管理棟のトイレの奥。
トイレに行ってからデポバッグ受け取って、また更衣室へ戻って来ると時間かかりすぎる。

しょうがない、レインと靴だけ変えて(足の甲が痛くなってきてた)エイドを出るか・・・
と一旦着替えは諦めたのですが、トイレ待ち止まってる間に濡れたウエアのせいでどんどん冷えてきて、ダメだ、やっぱり着替えよう、と。

そうは言っても管理棟まで往復するのは面倒すぎたので、「インナーくらいなら、もう見られてもいいや!」って、特に囲われてもいない、でも一応物陰っぽくなってる場所でTシャツと短パンを変える。ええ、反対側にいる人からは見放題ですよ。
若くなくて良かったな。

更衣室があるかどうか分からなかった時、着替え用のポンチョを持って行こうかどうしようか迷ったんですよ。
迷ったなら入れておけば良かったなぁ。

見られても平気な程度の着替えだと、結局インナーは変えられなくて濡れたままになってしまったし。

更衣室まで往復する時間を削ってエイドに滞在する時間を短くしようとしたつもりなのに、無駄な動きばかりして時間を浪費してしまう。

後半自分の腹筋だけで走れる気がしなくてポールを使うことにしたので(ポールワークは割と得意です)補給がおろそかになる事を予想して、「ここでたくさん食べて、途中で食べなくても平気なようにしておこう作戦」のためにあれこれ食べたりもしていたら、

なんと!びっくり!
松原スポーツ公園で1時間も滞在してしまいました!

これはいくらなんでも時間取りすぎ・・・
スッと出られるようにあれこれシミュレーションしてたのになぁ。

ただ、ここで1時間費やしても平気なくらい貯金があったと言う事は、前半調子に乗って飛ばしすぎたって事で(自分比)。

雰囲気に流されて、本来得意なマイペースでの走りができなかったのが残念だけど、一度くらいは「飛ばして潰れたらどうなるか」が経験できたのは、今後のためには良かったのかもしれません。

CP1からCP2まで

1時間浪費した結果なんとか次のステージに進める状態に回復したので、ロードの区間からポールに頼って進みます。

下りが走れないのは分かっていたので、登りで頑張ります。
これも、良かったのか悪かったのか・・・。
登りで頑張らず、下りの脚を残しておいた方が良かったのか?

第2ステージは第1ステージに比べてWS、AS間が短いのと、今回、雨で涼しかったので水分はさほど持たなくても良かった感じなのですが、前半で水切れの恐怖を味わったのでザックの前に1リットル、後ろに予備で500ml持って走っていました。

恐らく、荷物が少なくても同じ状況になっていたとは思うのですが、重くて・・・肩が激痛(泣)
ポールで上半身にも負荷がかかっていたのもあって、今回、翌日になって一番痛かったのが肩でした。
ザックはよくよく吟味して、少しでも負担の少ないものを選ぶことをお勧めします。

必携の少ないロードのウルトラだとザックは使わない派なのですが、私はお腹を圧迫すると途端に調子が悪くなるので、エイド間の長いONTAKEではザックスタイル一択です。

ザックを小さめにしてウエストベルトをプラスして、荷重を分散させるのも良かったかな、とは思います。

正直、ステージ2は辛くて記憶が曖昧なのですが、ステージ2のWSから麦茶が登場してました。
わざわざ粉末の麦茶スティック用意してたのに。
麦茶を作るという余計な作業が減ったからありがたいけど。

雨は降ったり止んだりで、止むたびにレインウエアを脱いでいる人もいたけど、天気予報と春に出た広島湾岸トレイルランでの経験からどうせまたすぐに降り出すだろうと思っていたので、体を冷やさないためにもずっとレインウエアは着たまま行動していました。

この辺りは、レインウエアの性能にもよるのかもしれません(後半は、モンベルのピークドライシェル着用)。

スタートからしばらく一緒に走っていた、ONTAKEに何度も出場している人から「水公園過ぎたら歩いても完走できますよ」と聞いていたので、水公園の計測マットを踏んだ時には本当にホッとしました。

実際には、そこからの登りがなかなかのラスボス仕様だったのですが。

水公園までしばらく抜きつ抜かれつしていたお兄さん、何時間くらいでゴールしたのかな。
長いレースでは、道連れの存在がいい気分転換になりますよね。

もうASでは100マイルの速い人には抜かれてた

CP2からゴールまで

水公園のトイレは仮設じゃなくて普通に綺麗な公園のトイレで、当然男女も別だったのですごく嬉しかったです。

最近、仮設でも男女別になっている大会が増えてきているけれど、ほら、ここはOSJだから。
そもそも仮設1個しかなかったりするし。

水公園にはそうめんがあると聞いていたので楽しみにしていたのですが、そうめんエリアに近付くとそうめんを茹でている大きな鍋から温かい湯気が流れて来て・・・。

思わず「あったかい・・・」と呟くと、それを聞いていたボランティアの方が「ずっと雨降ってて寒いですよね。ゆで汁で良かったら飲まれますか?」と。

ありがたく頂いてひと口飲むと、そうめんの塩分と、冷えた身体に温かい飲み物が染みすぎる!

あー、でもこれたっぷり入れてあるから、全部飲んだらそうめん本体は食べられそうにないなぁ、と飲み干すのに躊躇していたら、あ!ここに麺入れてもらえばいいじゃん!と気付く。

「すみません、ここに麺とツユ入れてもらっていいですか?」と頼むと、一旦冷やしたのじゃなくて、茹でたての麺を入れてくれました。
お姉さん素敵。

このやり取りの後、エイドメニューに「温かいそうめん」が追加されてました。
今回出場された方で温かいそうめんを食べた方は、私より後に水公園に着いた方です☆

ついでに耳ざとく「お湯提供できますよ」と言うのも聞きつけて、「麦茶のお湯割り」も頼む。

ここまでずーっとお腹の調子は良くなくて、この後も完全に復活したりはしなかったのですが、これがなかったらもっと辛かった気がします。

臨機応変に対応してくれたボランティアの方に感謝。

これは冷たい方

水公園を出ると、最後の長い登りが待っています。

今までの登りよりちょっと斜度があるので、最後の下りに備えて無理せず歩こう・・・と歩いていたら、風の通り道になっているのか、すごく寒い!

一旦歩いているのでそこからなかなか走り出せなくて、ここは無理せずに保温しておこうとレインパンツを履く。
それでもまだ寒くて、最後のWSでエマージェンシーシートも引っ張り出してお腹に巻く。

ここでは暑そうな人と寒そうな人の差がすごく激しかったです。
Tシャツやインナーの差でしょうか。

それとも、単純に体感温度の違いでしょうか。

「どんな天気になっても大丈夫なように、きちんと準備しておく」ことの大事さを改めて感じました。

ゴールしてから

最後の下りはやっぱりすごく長くて辛くて、ポール使ってて本当に良かったと思いました。

ポールの効果があるのは、正直登りより下りだと思ってます。
登りも使いますけどね。
体幹がしっかりしてればいいのでしょうが。

ラスト7キロくらいはかなり歩き倒し、ゴール後第一声は「もう出ない!」だったのですが、まぁ例によって一晩寝ると次に出る時の事を考えてました。

その辺りはONTAKEも普通のレースなのだな、と思いました。

私がゴールした時間帯(17:30ごろ)にはまだキッチンカーも稼働していて、自販機の飲み物も売切れたりはしていなくて、女子更衣室は適度な人数で使われていて、コインシャワーも待ち時間がありませんでした(私は宿でお風呂に入るつもりで、着替えしかしませんでしたが)。

トレランにしても、ウルトラにしても、ゴール地点がこんなに快適ってなかなかないですよね。

コースはアレだけど、ゴール後に過ごしやすいってすごく助かります。

今回私は記録にこだわって身の丈に合わないペースで入って自滅してしまいましたが、潰れるくらい登れたのは林道練習が上手く行ってたお陰なのかな、と。

下りももうちょっと頑張って練習しておくべきだったけど、練習の成果が出やすいレースだと思いました。
あとは、少しの対応力。

定点観測と同窓会的に、定期的に出たくなるのも分かるような。

レース後、シャトルバスの出発まで1時間半待たされるという友達をおんたけスキー場まで送ったのですが、あそこ、めちゃくちゃ遠い!来年以降、ちょっとでも「出ようかな?」って思った人は、早めにエントリーして松原スポーツ公園に駐車できるようにする事を強くお勧めします。

帰り道

帰宅も長丁場な私たちは、しっかり後泊もして安全に帰りました。

行きはスルーした道の駅に寄って、お土産もしっかり購入。

高速のインターまでの間には何箇所も道の駅があるので、往路でチェックしておいて「ここ!」と決めた所に寄るのがよろしいかと。

私たちは、御嶽山が見える展望台があるという「道の駅 木曽福島」に寄ったのですが、残念ながら曇っていて御嶽山は見えず・・・と思ったら、出発ギリギリ前にチラッと見えたー!

写真に撮ったら何が何だか分からなかったけど、御嶽山の周りを走りに来たのだから、やっぱり御岳山を見て帰りたいですよね。

ちなみに、ここで買った「栗のガトーショコラ」は夫に好評でした。
あと、職場に配る用に買った大入りの「おんたけさん」という黒糖グラッセも美味しかったです。

お土産に迷ったら、ぜひ!

お蕎麦も食べたよ!岐阜に入ってからだけど!

使用したギア等

シューズ:
前半/ASICS NOVABLAST TR4
後半/THE NOVRTH FACE Vectiv EndurisⅡ

ソックス:INNER-FACT ラミー
ゲイター:C3fit コンプレッションカーフスリーブ
ショーツ:MILLET ドライナミックメッシュショーツ
インナー:ONYONE ブレステックPP
スポブラ:C3fit エアーベントスポーツブラ

ランパン:
前半/Answer4 4Pocket Short Pants02
後半/INNER-FACT ランニングパンツ(メンズモデル)

Tシャツ:
前半/INNER-FACT Polartec PowerDry Tシャツ
後半/ INNER-FACT ウルトラライトTシャツ

キャップ:FEELCAP BMIT CAP
ライト:milestone Ms-i1/UltraSpire lumen600
レインウエア:前半/OMM Halo Jacket・後半/montbell ピークドライシェル
ザック:SALOMON ADV SKIN 8 SET W
ポール:SINANO トレランポール13.6

葉子葉子

葉子

トレイル・ウルトラ・フル全部走りますが、全て全体の半分くらいの順位でフィニッシュするので、ボリュームゾーン目線でのレビューをお届けできると思います。本人は一生懸命走っているつもりなのですが、「いつも楽しそうだね!」と言われます。多分ずっとヘラヘラしてます。走った後に何を食べるかが最重要課題。

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