よく聞かれる質問ですが、正直正解はないと思ってます。
その人の登山経験値や、体力、走力などでも持っていかなければならないものは大きく変わるでしょうし。
なので、僕の場合はとりあえず大会の必携品レベルは全て持っていってます。
順番に画像と内容を紹介して行きます。
まずは当たり前だけど、ザック。
これで10Lのサイズ。
次に飲み水。
自分は汗っかきですぐに喉が乾くタイプなので500mlのフラスコと1Lのプラティパスを持っていきます。
フラスコはMAXに水入れるけどプラティパスは予備だから空で持って行く。
トレイルまでで予想外に水が減ったりした場合に、近くの自販機や水場があればそこで予備で入れて行く感じ。
次にレインウェアとヘッドライト。
晴天の日でも真昼間でも必ず持っていきます。
自分は体力がない方なので、途中雨が降ったり稜線に出たら一気に体が冷えちゃうのでレインウェアはどんな時でも必ず持って行く。
ヘッドライトも万が一大幅にロストしたり、途中怪我をしてスピードが急激に落ちた場合日が沈む事も考慮して必ず持っていきます。
ちなみにドリンクは半分真水で半分はスペシャルドリンク。
スペシャルドリンクと言っても、熱中症や足釣り予防でミネラル分が入った飲み物。
自分はミナト製薬のスポーツ麦茶を持って行ってます。
500mlの水に溶かすだけで塩分味と麦茶の感じがジェルの甘さも流してくれるのでこれが好き♪
疲れるとどっちに何入れたか分からなくなるので、飲み口が違うフラスコで区別してます。
次にエマージェンシーキット。
ここが一番難しいなと思ってます。
削ろうと思えばいくらでも削れるけど、万が一怪我した場合セルフケアできるくらいのものは必要。
どんな怪我するかも想定して準備してます。
捻挫はあるあるなのでテーピングとハサミ。
テーピング持ってても巻き方分からなかったりするので、一応巻き方の解説が載ってるニューハレのテーピングの巻き方の本のコピーも入れてます。
エマージェンシーシートとポイズンリムーバー、ホイッスル(ザックについてるので写真には載ってません)、ココヘリは言わずもがな。
これは体力や競技力に関わらず、山に入るなら必ず持っておかないと行けないと思う。
他には擦り傷や切り傷用に消毒液や脱脂綿、ガーゼ、絆創膏、包帯関係。
これに付随して万が一骨折しちゃった時用の三角巾とかも僕は持っていきます。
これらをこんな感じに1セットにまとめてます。
他には財布とモバイルバッテリーも。
財布は保険証や身分証、小銭とカード。
モバイルバッテリーはいつも持って行くか悩むけど、YAMAPを起動させたまま長時間動いたり、何かログを取りながら動くと意外とスマホの電池を消費してしまうので念の為持っていきます。
最近は山の中でも電波届くことが多いけど、万が一の連絡が必要になった時に電池切れだと洒落にならないので。
意外と、スマホの電池残量少ないとそわそわしちゃって、変に集中力削がれちゃうから、それが元で何か事故っても嫌なので精神安定剤的な意味合いが大きいかも。
トレイル行くまでのロードでドラクエウォークなんかしなければいいだけの話かもだけど。。。
モバイルバッテリーと、ケーブルは濡れると壊れやすいので濡れない様に密封できる袋に入れることをお勧めします。
ビニール袋とかだと急な雨や、沢を超える時に足踏み外して意図せぬドボンで全身濡れちゃったりすると水が入ってくるのでジップロック的な袋に入れましょう。
僕はもちろんインナーファクトの靴下のパッケージに入れてます。
他には補給食を行動時間プラスα分くらい忍ばせて、終了。
全部入れて10Lザックで十分入ります。
フラスコの水もMAXに入れた状態で重さは2.6kgでした。
これが重いのか、余計に持ち過ぎなのかは個々の感覚かと。
僕は重さは気にならないのでいつもこのくらい行きます。
冒頭にも書いたけど、これが正解というわけではないです。
どのくらいの時間をかけて、どんな工程で、いつ、誰と行くかなどでも装備は変わると思います。
今回あげたのは僕にとって最低限の装備で、これより増えることはあっても減ることはありません。
なので、軽いトレイルではなくしっかり縦走したり、標高が高い山に行く時はもっと装備は増えて行きます。
何を持っていけばいいか分からない方の参考になると嬉しいです!
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